WRC第13戦「ラリー・ジャパン」は11月11日、舞台を山岳エリアへと移し、本格的な競技が行われた。
この日のオープニングステージ、SS2「ISEGAMI’S TUNNEL 1」で6番手タイムをマークした勝田貴元選手はSS4「SHITARA TOWN R 1」で5番手タイムをマークし、この日のファーストループを総合5番手でフィニッシュした。しかし、勝田選手はアンダーステアに苦しんでいたようで、昼のサービスでセッティングを変更。その結果、「午前中よりずいぶんと良くなっていました」と語るようにSS6「INABU DAM 2」で4番手タイムをマークし、デイ2を総合5番手で走り終えた。
「今日はSSのキャンセルで、短くなったのが残念でしたが、ロードセクションに数多くのファンがいて応援してくれたので励みになりました。ラリーの好きな人もそうですが、初めてラリー・ジャパンでWRCを知った人にも興味を持ってもらえるように明日以降も頑張りたいと思います」
待ちに待った母国ラリーで、“ファンブースト”を得た勝田選手。11月12日のデイ3でも日本人ドライバーのチャレンジに注目だ。