いざラリー観戦と言っても、これまで実際に生でラリーを観たことがあるという人は他のスポーツと比べれば少ないのが現実でしょう。交通公共機関が通っていない地域での観戦エリア設定が当たり前のラリー観戦。事前の情報収集こそが成功の大きなカギを握ります!ラリージャパンの情報をしっかり集めて当日の観戦に臨みましょう!
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RALLY JAPAN
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ラリージャパンは2024年11月21日(木)~24日(日)の4日間、愛知県と岐阜県の各地で開催されます。競技区間となるSSルートは全21箇所。それぞれに観戦エリアが設定されています。
普段はサッカーやラグビーなどの競技が行われている豊田スタジアムですが、ラリージャパンの期間はまさにそのフィールドに特設されたコースでSSが実施されます。さらに、2台同時にスタートする「デュアルSS」なので、ライバル選手同士の熱いバトルが観戦できます! 観戦エリアはもちろんスタジアムの観戦席。競技全体が一望できます! 名鉄豊田市駅または愛知環状鉄道新豊田駅から歩いて約15分という便利な立地なので、ご家族そろって観戦してみてはいかがでしょう!?
ラリージャパンの競技区間のほとんどは公道を封鎖した山道などに設定されています。観戦エリアは山間部ののり面や空地、農道などなど。つまり、整地されていなかったり公共交通機関が通ってなかったりという条件であることが多く、観戦を決めてチケットを購入する際は、開催日の気候や現地へのアプローチ方法など、観戦条件をしっかりと予習しておきましょう。
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SSのスケジュールや現地での観戦条件、現地へのアプローチ方法などをしっかり把握したところでチケットの購入の最終検討となります。チケットには、観戦エリアでの観戦券はもちろん、自家用車で観戦エリアまでいける場合は「マイカー乗入観戦券」、遠隔地に一旦自家用車を駐車した後シャトルバスで現地入りする「パーク&ライド」といったように、観戦エリアへの交通を確定してからチケットを購入してください。
また、「ふるさと納税」を利用したチケット設定もあり、実質的にお得な購入が可能となる場合があります。
さらに、観戦券と現地への購入などがセットとなった「ツアー」も設定されますので、チケット情報はしっかりと吟味してください!
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ラリージャパンが開催されるのは11月の中旬以降。紅葉もひと段落し、山間部では雪もちらつくシーズンだと予想されます。つまり、山間部の観戦エリアでの観戦はそれなりの寒さを想定した準備が必要です。ダウンジャケットや暖かい下着、携帯カイロ、暖かい飲み物の準備をお忘れなく。2022年と2023年の開催時は実際に雨や雪が降りました。雨具の用意もお忘れなく。また、現地は舗装されていればラッキーで、木や草を切り払った場所も多々あり、雨が降れば足元は泥と水たまり・・・。長靴も必ず用意しておきましょう。
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観戦エリアによって現地へのアクセス方法は大きく異なります。豊田スタジアムは徒歩でのアクセスが可能ですが、特に山間部の観戦エリアは公共交通機関ではたどり着かない場所がほとんどです。また、駐車場も少なく観客用駐車場はほとんどありません。そうしたエリアでは、主要駅からのバス輸送や、遠隔地の駐車場からのパーク&ライドとなり、それぞれチケット購入時に指定されますので注意しましょう。
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ラリー観戦、特に山間部での観戦は場合によっては若干ハードルが高く、しっかりと下調べをしてからチケットを購入したほうが良いことが分かっていただけたと思います。また、ラリージャパン2024の開催時期は、冬に向けてそこそこ低温になることが予想されますので、しっかりと防寒対策をしておきましょう。また、たとえば観戦エリアの駐車場や、バス乗降所などから実際の観戦エリアまでの距離が1kmあったり、延々と上り坂といったことも場所によっては存在します。ヒールやサンダルは避け、足にあった歩きやすい靴で観戦しましょう。
一つのSSでひとりの選手は基本的に1度しか目の前を通りません。トイレに行っていて見逃した!といったことがないよう、走行時間の確認などを含め、事前の準備は怠りなく。さらに、競技中のアクシデントにより道が塞がれると競技がキャンセルとなってしまう場合もままあります。そうした事態が起こり得ることをふまえて観戦するようにしてください。