ユハ・カンクネン、トミ・マキネンという2名のレジェンドドライバーのトークショーが11月11日(金)に行われた。この日の競技の変更や進行もあって、午後4時10分からスタートしたトークショーは、好天の金曜日の夕陽で、イベントステージも赤く染まった中で、2人のレジェンドドライバーが登場した。このトークショーを待つ多くの観客は、すでにステージ前の芝生の広場に陣取っており、このトークショーのスタートを心待ちにしていた。
ともに過去に4度のWRCワールドチャンピオンを獲得しているユハ・カンクネンさんとトミ・マキネンさんは、言うまでもないラリー界の重鎮。今回のトークショーでは、12年ぶりに開催となるラリージャパンについての感想や、日本の印象。さらにはラリー1に参戦している唯一の日本人選手である勝田貴元選手についての印象や感想などを直接聞くことができた。
30分ほどで終了したトークショーは、この後13日(日)にもこの同じ豊田スタジアム サービスパーク内ステージで午後12時15分からの30分間で開催される予定。だが、その前にもっと大きな仕事が待っている。それが、12日(土)のSS13となる岡崎SSの競技開始前に行われるデモンストレーションランである。このデモンストレーション走行では、「GRヤリスH2」と「GRヤリスRally2」の2台。本邦初公開となるRally2にはユハ・カンクネンさんが運転、水素ヤリスにはトミ・マキネンさんが乗って、岡崎SSに駆け付けた多くのファンにその走りを見せることとなる。