WRC第13戦ラリー・ジャパンのラリーウィークが幕を開け、11月7日、コースの下見を行う「レッキ」がスタート。初日はSS2/SS5の「Isegami’s Tunnel」、SS3/SS6の「Inabu Dam」、SS4/SS7の「Shitara Town R」の3つのSSが設定され、各チームのクルーはコースオープンの7時よりレッキを行っていた。
レッキで使用されるマシンは競技本番のラリーカーではなく、各チームが独自に用意したストリートモデルで、TOTOTA GAZOO RACING WORLD RALLY TEAMおよび勝田貴元選手を擁するTOYOTA GAZOO RACING NGはトヨタGRヤリスでレッキを実施。HYUNDAI SHELL MOBIS WORLD RALLY TEAMのレッキ用モデルはBMWの1シリーズで、M-SPORT FORD WORLD RALLY TEAMはフォード・フィエスタRSでレッキを行っていた。
TOTOTA GAZOO RACING WORLD RALLY TEAMのセバスチャン・オジエ選手にIsegami’s Tunnelの印象を尋ねたところ、「かなりツイスティなステージだね」とのこと。
また、今大会にエントリーしていなくても、レッキのみに参加可能で、HYUNDAI SHELL MOBIS WORLD RALLY TEAMのオリバー・ソルベルグ選手やTOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムに参加中の大竹直生選手、小暮ひかる選手、山本雄紀選手らも2023年大会に向けてコースの下見を行っていた。
レッキは9日(水)まで行われる予定で、選手たちの“朝活”は明日以降も続く。