
勝田貴元
トップと1.7秒差に対して
「まだ長いので、タイム差は関係ないです。ペースは悪くないです。1本目はクルマの状態に苦戦しました。2本目でセッティングを変えてからは、乗りやすくなりました。デフのプリロードとダンパーのセッティングを変更して、アンチロールバーのセットアップを変更しました。それでだいぶ良くなりました。リスクは負わずにいい感じでプッシュできています」
「3本目はコースのコンディションが安定してなくて、あまりリスクを取らないようにしてました。リスクのないところで、タイムを出すことをやってました。リスクがあるとこではタイムを失うこともあり、リタイヤするよりはいいですし、この順位なので」
「午後は、マシンの状態がまだアンダーステアが強くてノーズが入っていかないので、そこは対応しないと思っています。そうすれば、もっと速く走れるしリスクも減ると思います。それと日本の道を走ってみて、欧州の道とはだいぶ違うフィーリングがあり、また同じようなフィードバックがあったりなので、様子を見ながらいろいろ試している感じです」
「この先は1つ1つ大事にいって、日曜日は雨模様ですし、そこに行くまでで数秒差というのはあって、ないようなものなので、トップにいられるのが一番いいですが、今はできるだけ僅差でいられるようにして、日曜にそのタイムギャップを広げるか、プッシュできるか、という状態にしておきたいと思います」
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セバスチャン・オジエ
「少し波があった。今朝はチーム間に大きな差はなかった。日本で初日にタイムを失わずに昼のサービスに到達したのは初めてだと思う。だからその点は満足している。朝の最後のステージは汚れがひどく、トリッキーでパンクのリスクが高いので少し心配していました。これまで、そこでパンクすることが多かったから、トラブルなく通過できて嬉しいよ。少し慎重になりすぎたかもしれないけど」
「午後は、ところどころでリズムを上げていこうと思っている。でも、主な目標はトラブルを避け、戦いを続けること。午前中は、完全な攻撃ではなかったけど、それでも非常に高いリズムで、できるだけ限界に近い運転をしようとしたんだ。余裕はほとんどないよ。世界選手権だから、それは当然のことだ。カッレに何が起こったかは見ていないが、こういうことはよくある。目標は、こうした事故を避けることだ」

エルフィン・エバンス
「ラリーはまだ始まったばかりだ。もちろん、我々にとってはまずまずのスタートだった。状況は変わりやすく、決して楽ではなかった。 マシンがたくさん走ることで道路が少しきれいになることを願っているよ。だけど、ステージの一部はさらに滑りやすくなっているかもしれない」
「(鹿について)私は 5 速で全速力で走っていた。鹿は片側の壁と反対側のバリアの間に挟まっていて、私が近づくと少し緊張している様子だった。鹿がじっとしているとは信じられなかった。だから、アクセルを踏んだまま走るのは勇気がなかったんだ」
そのステージは、我々にとって初めての方向だったので、よく考えて、丁寧に運転しようとしていた。もちろん、もっとリスクを取ることもできるけど、自分の限界を知らなければならないからね。
カッレにとっては残念だ。まだ何が起こったかは見ていないけど、大きな衝突ではなかったと思う。彼には同情するよ。ラリージャパンはそういう性質のものだ。どこも限界が非常に狭く、誰にでも起こりうるんんだ。
グリップをもう少し得るために、ダンパーを少し変更するかもしれない。クルマにはほぼ満足している。第1ステージの後、いくつかの変更を行ない、第2ステージでは改善が見られたからね」
「最も難しい部分は、水が流れている緑色の苔が生い茂っている中間部分だと思う。このステージで最も難しい部分だ。スピードを出しすぎると、絶対に止まらなくなる。状況によって、乾いている場合はグリップが高いけど、濡れている場合は非常に滑りやすい」
「このラリーでは、できるだけ冷静でなければならないと思う。このステージは、曲がりくねったテクニカルなコースなので、あらゆる場所で可能な限り正確に走らなければならない。しかし、ミスを全く犯さないことも難しい。週末の残りの展開を見守るよ。まだラリーは早い段階であり、何が起こるかわからない。チャンピオンシップのことをあまり考えすぎず、目の前の課題に集中しようと思っている」

カッレ・ロバンペラ
「あるコーナーで少しスピードを出しすぎた。ペースを楽観視しすぎて外側のガードレールに接触したんだ。それほど強い衝撃ではなかったけど、ガードレールの支柱がホイールを破損して、サスペンションも壊れたんだ。ロードセクションで何とか修理してサービスに戻れた。差は大きいけど、クルマを直して走り続ける。ラリー終了までにポイントを取り戻せるかだね」

オィット・タナック
「午前中は問題なかった。サービスパークで調整を行なう予定だ。ステージは問題なく、クリーンでグリップも良かったし、一貫性があった」

ティエリー・ヌービル
「我々にとって非常に複雑な朝だった。第1ステージ後は問題なかったが、第2ステージ後にトラブルが発生し、二輪駆動状態で走行する場面もあったんだ。第1ステージではペースは良好に感じられたが、第2ステージではリズムを維持できず、第3ステージではクルマが正常な運転不能状態だったんだ。今は修理をして再挑戦し、新たな区間に臨むつもりだ」




























