ラリージャパンのSSも残り少なくなってきました。シリーズのドライバーチャンピオンはティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ組で決まりましたが、マニュファクチャラーのタイトル争いは熾烈になっています。
SS19終了時点でトヨタとヒョンデは553点で同点になっています。
チャンピオンを決めたヌービルは、「ここ数戦は、失うものはあっても得るものは何もないチャレンジングなレースだった。でも今はそれを楽しんでいる。バランスが良くなって、もう少しプッシュできるようになった。とてもダーティな(セクション)でも、最後まで落ち着いて走れた」とステージウインを獲得しました。
ステージ2位はオジエが獲得しました。「何が起こっているかは、テレビを見ていればわかると思う!今はもっとプッシュしている。道路に落ち葉が積もっていて、コミットして失敗しないようにするのが難しかった」と、総合3位のフルモーの追い上げを振り切り、ギャップを広げる快走をしました。
ステージ3位はヒョンデのミケルセンです。「森の中はかなりトリッキーで、速く走ろうとしたけど、慎重になりすぎたかもしれない。最初に走ったときのようなアタックフィーリングはなかった。クリーンな走りを心がけ、スピードを出し、ミスをしないようにした。それで十分だったと思う」とコメントしました。
タナックがいない今、ヒョンデがマニュファクチャラータイトルを獲得するには、ミケルセンがキーになります。この後、豊田スタジアムで始まるウルフ・パワーステージでプッシュを続け、ヒョンデに勝利をもたらすことができるか注目です。
pos | Car.No | Driver/CO-Driver | STAGE Time | OVER ALL time | OVER ALL POSITION | DIFF |
1 | 11 | ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ | 11:51.9 | 3:20:08.4 | 6 | +6:55.6 |
2 | 17 | セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ | 11:51.9 | 3:14:44.0 | 2 | +1:31.2 |
3 | 9 | アンドレアス・ミケルセン/トシュテン・エリクソン | 11:54.7 | 4:45:13.1 | 31 | +1:32:00.3 |
4 | 33 | エルフィン・エバンス/スコット・マーティン | 11.58.2 | 3:13:12.8 | 1 | |
5 | 16 | エイドリアン・フルモー/アレクサンドル・コリア | 12:00.3 | 3:15:03.6 | 3 | +1:50.8 |
6 | 18 | 勝田貴元/アーロン・ジョンストン | 12:00.7 | 3:15:16.2 | 4 | +2:03.4 |
7 | 13 | グレゴワール・ミュンスター/ルイ・ルーカ | 12:06.3 | 3:16:15.9 | 5 | +3:03.1 |
8 | 23 | ヤン・ソランス/ロドリゴ・サンフアン | 12:46.5 | 4:03:55.4 | 23 | +50:42.6 |
9 | 24 | ジョシュア・マクアーリン/ジェイムズ・フルトン | 12:46.8 | 4:34:50.8 | 30 | +1:21:38.0 |
10 | 21 | ニコライ・グリアジン/コンスタンティン・アレクサンドロフ | 12:48.8 | 3:22:42.9 | 7 | +9:30.1 |