SS17は愛知県内にステージを戻し、全長20.23kmで競います。街中を走るセクションや中速コーナーが連続するステージになっています。
このステージでは総合トップのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組がまさかのコースアウト、クラッシュを喫しました。この瞬間ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ組が初のシリーズチャンピオンを決定しました。
一方、ステージを制覇したのは、前日の午後、休養をとっていたアンドレアス・ミケルセン/トシュテン・エリクソン組です。「ヒョンデにとって重要なスーパーサンデーのポイントを狙い、速かったのは良かった」 と話しました。
ステージ2位はエバンスです。「正直言って難しかった。ただ路面は(落ち葉などで)汚れており、狭いと思う」とコースコンディションに苦労した様子ですが、ステージ2位を獲得しました。
そして3位はヌービルです。ヌービルが走行する時点で、タナックはまだ出走しておらず、マシンの調子を戻したヌービルがアタックをしました。「ステージでは面白いラインがいくつかあって、僕が見たラインは速かったようだ。ところどころ落ち葉で少し汚れてきていて、グリップは心配だったけど問題はなかったけど、このコンディションではリスクを冒したくないから、クリーンな走りをしたんだ」
pos | Car.No | Driver/CO-Driver | STAGE Time | OVER ALL time | OVER ALL POSITION | DIFF |
1 | 9 | アンドレアス・ミケルセン/トシュテン・エリクソン | 11:57.5 | 4:24:32.6 | 35 | 1:32:04.7 |
2 | 33 | エルフィン・エバンス/スコット・マーティン | 12:01.9 | 2:52:27.9 | 1 | |
3 | 11 | ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ | 12:02.4 | 2:59:34.1 | 6 | +7:06.2 |
4 | 17 | セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ | 12:05.9 | 2:54:04.8 | 2 | +1:36.9 |
5 | 16 | エイドリアン・フルモー/アレクサンドル・コリア | 12:10.0 | 2:54:17.1 | 3 | +1:49.2 |
6 | 18 | 勝田貴元/アーロン・ジョンストン | 12:13.6 | 2:54:26.8 | 4 | +1:58.9 |
7 | 13 | グレゴワール・ミュンスター/ルイ・ルーカ | 12:17.3 | 2:55:12.4 | 5 | +2:44.5 |
8 | 21 | ニコライ・グリアジン/コンスタンティン・アレクサンドロフ | 12:51.4 | 3:00:35.3 | 7 | +8:07.4 |
9 | 20 | サミ・パヤリ/エンニ・マルコネン | 12:52.1 | 3:02:01.3 | 8 | +9:33.4 |
10 | 23 | ヤン・ソランス/ロドリゴ・サンフアン | 12:55.2 | 3:41:48.7 | 27 | +49:20.8 |