午前のステージでは各ドライバーから「トリッキー」と言われたSS10/SS13は、午後になると路面も乾き、各ドライバー2回目ということもあり、猛プッシュをしました。
ステージはタナックが優勝しました。「ハードタイヤを履いていた昨日ほどバランスは良くなかったけど、気持ちよく走れた。そして間違いなく猛プッシュしたよ。われわれはこのままの調子を維持しなければならないんだ。日本は決して快適な国ではないと思うから」と、ステージコンディションの難しさなのか、キャンセルの危険性を踏まえたコメントがありました。
ステージ2位はトヨタのオジェ。午後のループステージでヒュンダイのミケルセンを抜いたため、オジェは現在3番手に浮上しています。「今のところ(僕らが)一番速い。少なくとも泥があるゾーンは特定できたし、いいステージだったよ」と手応えを喜んでいました。
そしてステージ3位は勝田貴元です。「もっと悪いと思っていた。今、最大限のプッシュをしている。ただ走り続けるだけ。ハードタイヤはうまく機能していると思う。ピレリはいい仕事をしてくれた」とマニュファクチャラータイトルを意識したコメントになっています。
そしてトヨタ、ヒョンデをM-SPORTのミュンスターは総合で6位で追走しています。SS13は再びプッシュです。「予想以上に乾いていたので、もっと走れたはず。ドライになって、またアンダーステアが出てきたんだ。タイヤがオーバーヒートしているような感じだけど、高速コーナーでのサポートが足りないんだと思う」とマシンとの会話をしながら、上位を狙っています。
pos | Car.No | Driver/CO-Driver | STAGE Time | OVER ALL time | OVER ALL POSITION | DIFF |
1 | 8 | オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ | 11:30.1 | 2:14:19.5 | 1 | |
2 | 17 | セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ | 11:30.9 | 2:16:35.3 | 3 | +2:15.8 |
3 | 18 | 勝田貴元/アーロン・ジョンストン | 11:34.2 | 2:16:40.9 | 5 | +2:21.4 |
4 | 11 | ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ | 11:35.8 | 2:22:07.7 | 9 | +7:48.2 |
5 | 16 | エイドリアン・フルモー/アレクサンドル・コリア | 11:35.9 | 2:16:36.9 | 4 | +2:17.4 |
6 | 33 | エルフィン・エバンス/スコット・マーティン | 11:36.2 | 2:14:40.9 | 2 | +21.4 |
7 | 13 | グレゴワール・ミュンスター/ルイ・ルーカ | 11:38.0 | 2:17:13.2 | 6 | +2:53.7 |
8 | 31 | 新井大輝/松尾俊 | 12:12.8 | 2:22:49.3 | 10 | +8:29.8 |
9 | 21 | ニコライ・グリアジン/コンスタンティン・アレクサンドロフ | 12:16.7 | 2:20.38.8 | 7 | +6:19.3 |
10 | 20 | サミ・パヤリ/エンニ・マルコネン | 12:19.3 | 2:22:07.4 | 8 | +7:47.9 |