黒田貯水池を1周する紅葉が綺麗なSS6のInabu/Shitaraステージ。同じステージを使った午前のSS3ではToyota GAZOO Racing World Rally Teamのオジェがステージウイナーを獲得しました。
しかし、午後のSS6ではシリーズタイトルが狙える位置にいるHyundai Shell Mobis World Rally Teamsのタナックがステージ優勝をしました。
2位はオジェ、3位にエバンス、そして勝田貴元も4位と健闘しています。
一方、チャンピオンシップリーダーのヌービルは、マシンの不調が改善せず、大きくタイムをロスし落胆した様子が伺えました。「森の中は暗く、ライトがないと走れない環境だけど、スピードがでないので大丈夫だった。でもこれ以上は無理だ」と話します。
同じくヒョンデのマシンを駆るタナックは「とても乾燥してきて、コンディションは良くなってきている。間違いなくベストを尽くすし、トライしていくことは忘れていない」とチャンピオンを目指しています。
そのタナックを追うトヨタのエバンスは「悪い感触はなかったが、タナックがハードにドライブしているのかもしれない。彼の方が運転が上手いのかもしれないね」とやや自嘲気味なコメントをしていました。
そして午前はステージウイナーだったオジェも「車両の感触は悪くないけど」と話し、タナックに3.9秒の遅れとなった。
pos | Car.No | Driver/CO-Driver | STAGE Time | OVER ALL time | OVER ALL POSITIION | DIFF |
1 | 8 | オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ | 12:00.1 | 1:12:28.0 | ||
2 | 17 | セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ | 12:04.0 | 1:14:40.8 | 5 | +2:12.8 |
3 | 33 | エルフィン・エバンス/スコット・マーティン | 12:06.8 | 1:12:48.4 | 2 | +20.4 |
4 | 18 | 勝田貴元/アーロン・ジョンストン | 12:10.5 | 1:14:07.3 | 3 | +1:39.3 |
5 | 16 | エイドリアン・フルモー/アレクサンドル・コリア | 12:15.4 | 1:14:17.7 | 4 | +1:49.7 |
6 | 13 | グレゴワール・ミュンスター/ルイ・ルーカ | 12:16.4 | 1:14:45.1 | 6 | +2:17.1 |
7 | 21 | ニコライ・グリアジン/コンスタンティン・アレクサンドロフ | 12:41.4 | 1:15:27.2 | 7 | +2:59.2 |
8 | 20 | サミ・パヤリ/エンニ・マルコネン | 12:50.2 | 1:16:34.2 | 8 | +4:06.2 |
9 | 23 | ヤン・ソランス/ロドリゴ・サンファン | 12:53.9 | 1:17:39.8 | 13 | +5:11.8 |
10 | 32 | ヘイキ・コバライネン/北川紗衣 | 12:54.0 | 1:17:00.9 | 9 | +4:32.9 |
22 | 11 | ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ | 14:08.1 | 1:17:46.3 | 14 | +5:18.3 |