Shinshiroは全長17.41kmのハイスピードコースです。今回のラリージャパン初登場のステージで、棚田が広がる田園風景の中を驚異的なスピードでWRCマシンが駆け抜けました。
SS4突如ヌービルを襲ったアクシデントは「No Power」。ヌービルも「I dont’t Know」としか答えられず、突然パワーダウンし、30秒ほどのロスが生じました。
ステージウインはエバンス、2位にオジェ、3位タナックで、勝田貴元は4位に入りました。しかしながら「マシンの調子がひまひとつで、車の感覚をうしなっていて、コンディションをもとに戻したい」と気になるコメントを残しました。
一方、勝田選手と順位が拮抗していたM-SPORT FORDのエイドリアン・フルモー選手も、低速時、マシンの回頭性が悪いこととハイスピードでもマシンが安定しない不調を訴えていました。
そして、ここまでステージをリードしてきたオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組にかわり、0.7秒差でエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組が総合トップにたちました。
pos | Car.No | Driver/CO-Driver | STAGE Time | OVER ALL time | DIFF |
1 | 33 | エルフィン・エバンス/スコット・マーティン | 9:49.7 | 42:24.0 | |
2 | 17 | セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ | 9:52.7 | 44:27.4 | +2:03.4 |
3 | 8 | オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ | 9:52.9 | 42:24.7 | +0.7 |
4 | 18 | 勝田貴元/アーロン・ジョンストン | 9:57.5 | 43:35.2 | +1:11.2 |
5 | 9 | アンドレアス・ミケルセン/トシュテン・エリクソン | 10:02.5 | 43:43.8 | +1:19.8 |
6 | 16 | エイドリアン・フルモー/アレクサンドル・コリア | 10:04.9 | 43:37.5 | +1:13.5 |
7 | 13 | グレゴワール・ミュンスター/ルイ・ルーカ | 10:15.1 | 43:56.4 | +1:32.4 |
8 | 21 | ニコライ・グリアジン/コンスタンティン・アレクサンドロフ | 10:22.1 | 44:08.3 | +1:44.3 |
9 | 20 | サミ・パヤリ/エンニ・マルコネン | 10:24.0 | 44:55.0 | +2:31.0 |
10 | 11 | ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ | 10:30.5 | 43:04.2 | +40.2 |