昨年以上に環境にやさしい大会を目指して

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カーボンニュートラルを体感できるエリアが新登場

ラリージャパンは、昨年FIA (国際自動車連盟)環境認証プログラムの最高ランクである3つ星を獲得しました。このプログラムは、世界中のモータースポーツとモビリティの利害関係者が環境パフォーマンスを測定し、向上させる支援を目的としており、 「環境マネジメント」「エネルギーの使用」「廃棄物管理」等の17セクションの審査を受け、3段階で格付けするものです。

2024年11月21日(木)から24日(日)に開催するFIA世界ラリー選手権フォーラムエイト・ラリージャパン2024においても、昨年以上に環境にやさしい大会運営を目指しています。

今年は「ラリージャパンでカーボンニュートラルを体感」というテーマのもと、拠点となる豊田スタジアムの西イベント広場に、カーボンニュートラル体感エリアが新登場します。WRCで使用している100%持続可能な燃料の紹介、スーパー耐久に参戦するカーボンニュートラル車両の展示、水素足湯や足こぎ発電などでカーボンニュートラルを体感することができます。また、このエリアを含めた周辺ブースで使用する電気は、トヨタ自動車株式会社の御協力にもと、移動式発電・給電システム「Moving e」及び水素燃料電池車「FCオフィスカー」による給電で賄います。

昨年は、水素発電や太陽光発電などのエネルギーに加え、グリーン電力証書を活用し、メイン会場の豊田スタジアムの電力を100%クリーンエネルギーで賄いました。今年はさらに、豊田スタジアムだけでなく、ラリージャパンで使用する全ての電力を100%クリーンエネルギーで賄うとともに、昨年同様、環境に優しい素材の積極的な活用や子どもたちへの環境教育などの取組も含め、様々な面から環境にやさしい大会を目指していきます。

◆ラリージャパン2024における環境にやさしい大会を目指した取組

カーボンニュートラル体感エリア
クリーンエネルギーを使用した大会運営

水素発電や太陽光発電などのエネルギーに加え、グリーン電力証書を活用し、ラリージャパンで使用する全ての電力を100%クリーンエネルギーで賄います。

◆水素発電(協力:トヨタ自動車株式会社)

・水素発電 ▶ カーボンニュートラル体感エリアを含む周辺ブースへ電源供給

◆太陽光発電

・既存太陽光発電パネル ▶ 豊田スタジアムの電力として活用

◆グリーン電力証書(※)

 上記取組に加え、グリーン電力証書を活用。

(※)再生可能エネルギーにより発電された環境価値を第三者機関(一般財団法人日本品質保証機構)が承認した証書。証書を購入することによって、証書に記載された電力量相当分がグリーン電力を利用したとみなされる。

環境に優しい素材を積極的に使用

・飲食ブースで提供する器類は脱プラスチック素材を使用します。

・キッチンカーでライスレジン(食べられなくなったお米を活用した脱プラスチック素材)のカトラリーを使用します。(協力:株式会社アクト)

・マーシャルやボランティアなどが着るタバードには再生プラスチックを使用します。

山林保全

ラリージャパンの特徴は、愛知県及び岐阜県の林道を活用した競技コースです。先代から受け継がれ、今もなお人の手によって守られてきた山林があるからこそ、綺麗な紅葉を背景にラリーカーが山を走り抜けます。山林を保全していくことが、カーボンニュートラルを達成するうえでも非常に大切であるため、山が果たす役割を観客や地元の小中学生等に伝えています。

子どもたちへの教育

関係自治体(豊田市/岡崎市/新城市/設楽町/名古屋市/恵那市/中津川市)等の小中学生にラリー教室を通じた環境学習を実施しました。ラリー教室では、ラリーとは何か、どんな魅力があるのかを伝えながら、世界大会であるラリージャパンが地元で開催されること、ラリージャパンが「環境にやさしい取組」にチャレンジしていることを未来をつくる子どもたちへ伝えました。

▶全10回、13校の小中学生に対して実施

ラリージャパン2024環境政策

ラリージャパン2024実行委員会は、FIA世界ラリー選手権フォーラムエイト・ラリージャパン2024の開催に際して、環境保全の必要性を認識し、その責任を果たすため環境負荷の把握、最小化に取り組みます。また、関係者と環境配慮の価値観を共有し、意識向上にも努めます。

私たちは、以下のマニフェストを厳守し、環境に配慮した持続可能な大会運営を目指します。

1. 国際及び国内の法的枠組みに従い環境要件の遵守に努めます。

2. 関係者とともに、環境に配慮した取組を推進します。

(1)環境にやさしい大会づくり

・大会で使用するエネルギーは、積極的にクリーンエネルギーを活用します。

・大会で発生する廃棄物を可能な限り抑えるとともに、効果的な分別や処理を実施し、リサイクルとリユースを推進します。

・観客等にゴミの分別や持ち帰りの協力を適切に案内します。

・環境に影響を及ぼす排水は適切に回収・処理します。また水の使用を最小限に抑えます。

・サプライヤーと連携し、環境に配慮した持続可能な調達を目指します。

・大会運営で使用する資材は、積極的に環境配慮素材を活用します。

・実行委員会メンバー及び関係者(サプライヤー、メディア関係者、観客等)に対し、公共交通機関の利用及び乗り合いを推奨します。

・大会全体の二酸化炭素排出量を測定するとともに発生要因等を分析し、2030年までにカーボンニュートラルを目指します。

(2)山林保全

・この地域では長年にわたり、人の営みにより森林保全に努めてきたため、林道等を活用したラリー競技を開催することができます。この競技を通じて、山村の魅力を国内外に発信し、森林が果たす役割を伝えていきます。

・定期的な環境調査を実施し、動植物の生態系環境へ影響を与えないように努めます。

 (3)子どもたちへの教育

・小中学生等に、FIA世界ラリー選手権を題材とした持続可能な社会について考える機会を作ります。

3. FIA環境認証プログラムに照らし合わせて私たちが定めた環境目標と環境政策を年に1回適切に評価・管理し、継続的に改善するために必要な措置を講じます。

2024年6月

ラリージャパン2024実行委員会

会長 太田 稔彦

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