エントリーリスト発表のお知らせ

世界各国からトップドライバーが終結！

2024年11月21日（木）から24日（日）の日程で愛知県・岐阜県で開催するFIA世界ラリー選手権フォーラムエイト・ラリージャパン2024のエントリーリストが発表されましたのでお知らせします。

昨年大会の参加台数35台から9台上回る計44台が世界各国から集結し、愛知県・岐阜県のステージを舞台に激しいタイム争いを展開することになります。

トップカテゴリー

トップカテゴリーのRally1カーのエントリーについては、TOYOTA GAZOO Racing WORLD RALLY TEAMが計3台のGRヤリスRally1ハイブリッドを投入。昨年の大会ウイナーである33号車のエルフィン・エバンス／スコット・マーティンを筆頭に、17号車のセバスチャン・オジエ／ヴァンサン・ランデ、18号車の勝田貴元／アーロン・ジョンストンがマニュファクチャラー登録で参戦する予定です。自身およびチームのホームイベントに挑む日本人ドライバーの勝田貴元選手は、「多くのファンが日本人ドライバーが勝つところを見たいと思うので、それを達成できるように全力で挑みたいです」、と意気込みを見せています。

HYUNDAI SHELL MOBIS WORLD RALLY TEAMも3台のi20 N Rally1ハイブリッドを投入する予定で、2022年の大会ウイナーであり、ドライバー部門でタイトル争いに王手をかけている11号車のティエリー・ヌービル／マーティン・ヴィーデガを筆頭に、同ランキング2位の8号車のオィット・タナック／マルティン・ヤルヴェオヤ、9号車のアンドレアス・ミケルセン／トシュテン・エリクソンがエントリーしています。

さらに、M-SPORT FORD WORLD RALLY TEAMは、2台のプーマRally1ハイブリッドを投入する予定で、16号車のエイドリアン・フルモー／アレクサンドル・コリア、13号車のグレゴワール・ミュンスター／ルイ・ルーカという顔ぶれ。３チーム計８台が日本ラウンドに挑みます。

Rally2／Rally3／ナショナルクラス

一方、Rally2カーは計18台がエントリーしています。今季WRC2で3勝を挙げ、逆転でチャンピオンを目指すサミ・パヤリ／エンニ・マルコネンがGRヤリスRally2、日本通として知られるニコライ・グリアジン／コンスタンティン・アレクサンドロフがシトロエンC3 Rally2で参戦するなどWRC2部門の上位ランカーが上陸します。さらに、トヨタの若手ドライバー育成プログラム「WRCチャレンジプログラム」の２期生としてWRC2に参戦している日本人ドライバーの小暮ひかる、山本雄紀もGRヤリスRally2で母国ラウンドにエントリーするなど豪華な顔ぶれとなっています。

これにプラスして、全日本ラリー選手権で活躍しているメンバーもWRC2にエントリーしています。本年のJN1クラスのチャンピオンに輝いた新井大輝／松尾俊亮がシュコダ・ファビアで参戦するほか、ヘイキ・コバライネン／北川紗衣、勝田範彦／木村裕介、奴田原文雄／東駿吾らがGRヤリスRally2でエントリー。さらに福永修／斎田美早子がシュコダ・ファビアRally2 Evo、今井聡／ジェイソン・ファーマーがシトロエンC3で参戦する予定です。

またナショナル部門に目を向ければ、TOYOTA GAZOO Racing WRJより眞貝知志／安藤裕一がGRヤリスで参戦するほか、SUBARU TEAM ARAIからは新井敏弘／井上草汰がスバルWRX S4でエントリー。さらにFIT EASY RACINGからは1994年のWRC王者、ディディエ・オリオールがデニス・ジロウデとともにGRヤリスで参戦する予定となっています。

そのほかにK-one RACING TEAMより山本悠太／立久井和子がトヨタ86、D-SPORT HALFWAY Racing Rally Teamよりダイハツコペンの相原泰祐／萩野司などが参戦します。

さらに、WRCプロモーターによる女性ドライバー育成プロジェクト「Beyond Rally Women’s Driver Development Programme」のファイナリストに選ばれた、実力のある平川真子もヤリスで参戦します。

WRCのファクトリーチームメンバーのほか、国内からも豪華なメンバーが顔を揃えているだけに、フォーラムエイト・ラリージャパン2024では、各クラスで激しいバトルが見られるでしょう。

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