Day2のオープニングステージ、SS2「伊勢上トンネルSS」でクラッシュを喫したことで31番手に後退した勝田貴元選手。しかし、3回連続でベストタイムをマークし、総合9番手でDay2をフィニッシュするとDay3でも5回のSSウインを獲得し、総合6番手に浮上するなど素晴らしい追い上げを披露した。
そして、Day4でも2回のSSベストを叩き出し、総合5位でフィニッシュ。
「勝てるだけの走りができていただけにSS2が悔しいですね。それでも、いい経験を得ることができたので、2024年に繋げたいと思います」
SS22「旭高原ウルフパワーステージ」のフィニッシュ後に勝田選手は清々しい表情でコメント。勝田選手の父であり、ドライバーとしてもラリージャパンに参戦した勝田範彦選手も「本当に難しいコンディションのなか、合計10回のSSベストをマークしたことは信じられないです。鳥肌が立ちました」と驚くほどのパフォーマンスで、多くのファンもまた勝田選手の走りに感動したに違いない。