ダニ・ソルド/カンディド・カレーラ組とエイドリアン・フルモー/アレクサンドル・コリア組は、Day2の金曜午前中に行なわれたSS2で、コースアウトし、クラッシュした。
伊勢神宮の第1トンネルは、大雨と落ち葉でグリップがアイスリンク並みという危険なコンディションだった。
序盤を快調なペースで走行していた勝田貴元/アーロン・ジョンストン組は、スタートから11.8km地点の右カーブで最初のトラブルに見舞われた。勝田はGR YARIS Rally 1 HYBRIDをスピンさせ、その衝撃でラジエターにダメージを負ったため、その後EVモードでの完走を余儀なくされた。
しかし、その直後にスペインのダニ・ソルドが同じ場所に到着すると、さらに悪いことが起こった。ソルドは運が悪く、i20 N Rally 1 HYBRIDを土手にのり上げ、その過程で何本もの木に接触した。
M-SPORT FORD WORLD RALLY TEAMの若手ドライバー、エイドリアン・フルモー/アレクサンドル・コリアは1年以上ぶりのトップレベルのスタートとなったが、同じ場所でコースアウト。関係クルーに怪我はなかったが、ステージは赤旗中断となった。