SS2は大雨に見舞われ、レッキからのコンディション変化が激しい状況で始まりました。勝田貴元選手もそうした情報を入れながらSS2を走行していましたが、痛恨のクラッシュを喫しました。
「ペースは良くてトップ選手のタイムより13秒速かったので、ペースはありました。しかし、クラッシュしたコーナーの状況変化を伝える情報はなく、そのまま信じて走った結果がこうなったので残念です。でも、ラリーは長いので、粘って追い上げていければと思います」
「マシンの修理は、ここまで応急処理で戻ってきましたが、ラジエターを壊してしまったのと足回りを壊しているので、ロードセクションモードで走るのが精一杯でした。幸いにもSS4が悪天候でキャンセルになったので、まだチャンスはあると思います。あそこはダニ・ソルド選手もエイドリアン・フルモー選手もクラッシュしていて、そうした中、僕はなんとか戻ってくることができました。サービスでマシンの修復はできると思います」
「SS2は落ち葉が濡れている状況など、他の国では経験しないようなコンディションで、ひとつのコーナーで、こうした結果になるのは残念ですが、ラリーは長いので、諦めずに頑張りたいです。ここには遊びに来たのではなく、勝ちに来た結果なので、それもひとつの経験として活かし粘り強く追い上げていきたいと思います」
Stage POS | Car.No | Driver/Co-Driver | TEAM/Car | Overall Time/DIFF | Overall POS |
1 | 33 | エルフィン・エバンス/スコット・マーティン | TOYOTA GAZOO Racing WRT/ TOYOTA GR YARIS Rally 1 HYBRID | 22:10.3 | 1 |
2 | 17 | セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ | TOYOTA GAZOO Racing WRT/ TOYOTA GR YARIS Rally 1 HYBRID | +3.8 | 2 |
3 | 11 | ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ | HYUNDAI SHELL MOBIS WORLD RALLY TEAM/ HYUNDAI i20 N Rally 1 HYBRID | +15.9 | 3 |
4 | 20 | アンドレアス・ミケルセン/トシュテン・エリクソン | TOKSPORT WRT 3/ SKODA Fabia RS | +28.5 | 4 |
5 | 69 | カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン | TOYOTA GAZOO Racing WRT/ TOYOTA GR YARIS Rally 1 HYBRID | +31.4 | 6 |
6 | 8 | オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ | M-SPORT FORD WORLD RALLY TEAM/ FORD PUMA Rally 1 HYBRID | +29.9 | 5 |
7 | 21 | ニコライ・グリアジン/コンスタンティン・アレクサンドロフ | TOKSPORT WRT 3/ SKODA Fabia RS | +53.7 | 7 |
8 | 4 | エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム | HYUNDAI SHELL MOBIS WORLD RALLY TEAM/ HYUNDAI i20 N RAlly 1 HYBRID | +1:17.8 | 8 |
9 | 22 | カイエタン・カイエタノビッチ/マチェイ・シュチェバニャク | KAJETAN KAJETANOWICZ/ SKODA Fabia RS | +1:24.6 | 9 |
10 | 23 | ヘイキ・コバライネン/北川紗衣 | HEIKI KOVALAINEN SKODA Fabia | +1:25.8 | 10 |
*SS2は6号車と16号車が関連するアクシデントにより、赤旗中断。以降の参加車両はスロー走行でSS2を通過し、全車21分39秒8のタイムとする。