【プレスリリース】2024大会開催概要発表

フォーラムエイト・ラリージャパン2024開催概要発表

世界三大モータースポーツの一つ、FIA世界ラリー選手権の2024年シリーズ最終戦となる日本大会「フォーラムエイト・ラリージャパン2024」を、11月21日（木）から24日（日）の日程で、今年も愛知・岐阜で開催いたします。

　3年連続での愛知・岐阜開催となる本大会は、昨年大会に引き続き「ENJOY! RALLY JAPAN」を大会コンセプトに開催いたします。世界トップレベルのチームと選手が、競技コースとなる閉鎖された公道を、限界ギリギリのマシンコントロールにより、スピード全開で走り抜けます。本大会の特徴ともいえる豊田スタジアム内に設置されたコースでは、2台同時走行でタイムを競うデュアル方式で競技を行います。

開催地は、自然豊かな山間地が多く、ラリーに適した多様な道路があり、自動車産業が盛んな地域です。そのような地域特性に加え、ラグビーワールドカップを始めとする国際スポーツ大会や国内ラリー競技大会などが開催された経験も生かして、環境にも配慮した大会運営を目指してまいります。

　また、大会の拠点となる豊田スタジアムは、フリースタイルモトクロス（FMX）やアーティストライブなどのエンターテイメントショー、コースウォーク、ラリーカー同乗体験などのコンテンツに加え、ブルーインパルスのアクロバット飛行など、競技観戦以外の企画も充実させ、ラリーファンだけでなく、ラリーを初めて見る方やご家族連れにも存分に楽しんでいただける４日間となりますので、是非ご期待ください。

フォーラムエイト・ラリージャパン2024概要

世界ラリー選手権（WRC）の2024年シーズンの最終戦（第13戦）として日本で開催される世界大会

■国際大会名
日）FIA世界ラリー選手権
〈略称〉世界ラリー選手権、世界ラリー
英）FIA World Rally Championship
〈略称〉WRC

■大会名
日）FIA世界ラリー選手権 フォーラムエイト・ラリージャパン2024
英）FIA WORLD RALLY CHAMPIONSHIP（WRC） FORUM 8 Rally Japan
〈通称〉フォーラムエイト・ラリージャパン2024

■主催
トヨタ・モータースポーツ・クラブ／特定非営利活動法人M.O.S.C.O.／豊田市

■興行主体
ラリージャパン2024実行委員会
（豊田市／恵那市／トヨタ・モータースポーツ・クラブ／特定非営利活動法人M.O.S.C.O.／豊田まちづくり株式会社）

■後援
観光庁／スポーツ庁／愛知県／岐阜県
名古屋市／岡崎市／新城市／長久手市／設楽町／中津川市

■開催期間
2024年11月21日（木）～24日（日）

■開催地
競技コース：愛知県豊田市／岡崎市／新城市／設楽町／岐阜県恵那市／中津川市
サービスパーク：豊田スタジアム（豊田市千石町）

■トップカテゴリ参加チーム
TOYOTA GAZOO Racing WORLD RALLY TEAM（拠点：日本）
HYUNDAI SHELL MOBIS WORLD RALLY TEAM（拠点：ドイツ）
M-SPORT FORD WORLD RALLY TEAM（拠点：イギリス）

■チケット
2024年7月17日（水）より先行販売開始　※一般販売8月24日（土）開始
※チケット販売の詳細については、チケット販売概要をご確認ください。

■エンタメコンテンツ
アーティストライブやコースウォーク、ブルーインパルスの飛行、ラリーカー同乗体験など、子どもから大人まで楽しんでいただけるコンテンツを開催予定。詳細については決定次第順次発表。

スケジュール

テスト走行
11月21日（木）鞍ケ池公園SD（SD: シェイクダウン）

オープニングセレモニー
11月21日（木）豊田スタジアム

競技
11月21日（木）～24日　４日間 合計コース数 21本

セレモニアルフィニッシュ
11月24日（日）豊田スタジアム

競技コース

競技コース（スペシャルステージ：SS）は、豊田スタジアム内にコースを特設する「SS1/豊田スタジアムSSS（スーパースペシャルステージ）」を皮切に、最終ステージとなる「SS21/三河湖PS（パワーステージ）」まで、合計10か所21本。全てのSSの積算タイムで順位を決定、最終日に豊田スタジアムで行われるセレモニアルフィニッシュで表彰を行います。

■トピック

・昨年同様に豊田スタジアム内に特設コースを設置。豊田スタジアムでの競技は21日（木）、23日（土）、24日（日）の３日間。

・最終ステージは、三河湖パワーステージに変更。暫定表彰式も観覧できるチケットを新設。

・新城SSは全コースを変更。

・岡崎SSSは、昨年同様に岡崎中央総合公園内にコース設置。コースはリニューアル、ナイトステージを予定。

・岐阜県内の競技コース追加。笠置山SSとして新設。

■日程及び競技コース一覧

実施日	SS／イベント名称		開催場所/開催地域
11月21日（木）	SD	鞍ケ池公園SD	豊田市
	－	オープニングセレモニー	豊田スタジアム（豊田市）
	SS1	豊田スタジアムSSS	豊田スタジアム（豊田市）
11月22日（金）	SS2	伊勢神トンネルSS	豊田市
	SS3	稲武設楽SS	豊田市、設楽町
	SS4	新城SS	新城市
	SS5	伊勢神トンネルSS	豊田市
	SS6	稲武設楽SS	豊田市、設楽町
	SS7	新城SS	新城市
	SS8	岡崎SSS	岡崎中央総合公園（岡崎市）
	SS9	岡崎SSS	岡崎中央総合公園（岡崎市）
11月23日（土）	SS10	笠置山SS	恵那市、中津川市
	SS11	根の上高原SS	恵那市、中津川市
	SS12	恵那SS	恵那市
	SS13	笠置山SS	恵那市、中津川市
	SS14	根の上高原SS	恵那市、中津川市
	SS15	恵那SS	恵那市
	SS16	豊田スタジアムSSS	豊田スタジアム（豊田市）
11月24日（日）	SS17	額田SS	岡崎市
	SS18	三河湖SS	豊田市
	SS19	額田SS	岡崎市
	SS20	豊田スタジアムSSS	豊田スタジアム（豊田市）
	SS21	三河湖PS（パワーステージ）	豊田市
	－	セレモニアルフィニッシュ	豊田スタジアム（豊田市）

目指す大会

１　競技者、観戦者すべての人にとって安全・安心な大会

２　ラリーファン、モータースポーツファン目線の大会

３　未来へつなぐサスティナブルな大会

大会コンセプト

昨年大会に引き続き、「ENJOY! RALLY JAPAN」を合言葉に、ラリーファン、参加するチーム、そして開催地とともに、ラリーの魅力を存分に楽しめる、環境にやさしい大会づくりを目指す。

競技については、ラリーの迫力や紅葉で美しい日本の四季の魅力を体感できる山間地でのコースのほか、より多くのファンにラリー競技を観戦していただけるよう、今年も豊田スタジアム及び岡崎中央総合公園もコースとして設置。

また、ラリーの魅力を日本に広め、ラリーに初めて触れる方も存分に楽しめるコンテンツを企画し、子どもから大人まで家族で楽しめる大会づくりを行う。

大会キービジュアル

ラリーの醍醐味である臨場感と、日本の伝統や里山風景を取り入れたデザインを大会のキービジュアルに採用。

カラーは日本の伝統色であり、海外からは「ジャパン・ブルー」の愛称で人気の藍色をベースに、国籍を問わずに親しみやすい配色。

また、日本の季節をオレンジの里山と紅葉で表現するとともに、開催地である「愛知県」と「岐阜県」のシルエットを林道に溶け込ませることで、大会開催前から楽しんでいただけるデザイン。

■テーマ
「日本から世界にワクワクを」

新プロモーション動画

環境に配慮した大会運営

FIA（国際自動車連盟）では、2030年までにカーボンニュートラルの実現を目指しています。
世界ラリー選手権においても、2022年からハイブリッド車及び合成燃料（非化石燃料）を導入しており、サステナブルなモータースポーツは世界の潮流といえます。
ラリージャパンでは、昨年から大会コンセプトのひとつに「WITH EARTH ／ 環境にやさしい大会づくり」を掲げ、環境に配慮した取組を実施してきました。その結果、今年の２月に、FIA環境認証プログラム（※）において、最高ランクとなる３つ星を獲得しました。

今年も引き続き、環境保全の必要性を認識し、その責任を果たすため環境負荷の把握、最小化に取り組むとともに、関係者と環境配慮の価値観を共有し、意識向上に努め、環境に配慮した持続可能な大会運営を目指します。 

参考　ラリージャパン 2024環境政策 (rally-japan.jp)

※FIA環境認証プログラム：世界中のモータースポーツとモビリティの利害関係者が環境パフォーマンスを測定し、向上させる支援を目的に、 「環境マネジメント」「エネルギーの使用」「廃棄物管理」等の１７セクションの審査を受け、３段階で格付けするもの