
ダイハツ・コペンを投入し、WRCフォーラムエイト・ラリージャパン2025にも参戦をしている「D-SPORT RACING」。そのサービステント周囲に置いているハイゼットからテント内に電源ケーブルが伸びており、サービステントへはこれで給電しているようです。

と書くと、普通にBEV(電気自動車)なんだなと思いますが、実はまだ市販されている車両ではありません。
ちょうどこのラリージャパン期間中に東京・お台場の東京ビッグサイトで開催されている「Japan Mobility Show 2025」では、ハイゼットカーゴの姉妹車アトレーの電気自動車版となる「e-ATRAI」をベースに出張ステッカー製作ショップのイメージで「e-ATRAI STICKER FACTORY」として登場させていました。これが「e-ATRAI」の世界初公開となったわけですが、以前から情報が出ておりました軽バン「ハイゼットカーゴ」のEVモデルの実車がこっそりラリージャパンの会場にいたりします。
この電気自動車、ダイハツ、トヨタ、スズキの3社が共同開発しているものが形になっているわけですが、荷室の地上高などはリアの足周りを一新するなどして既存車両と変わらず。重たいバッテリーを搭載していますが、最大積載量350㎏はしっかり維持しているとのことです。もちろん、車両重量増に伴いブレーキ回りも強化されています。
この車両からは1500Wの給電ができるということで、ラリージャパンのサービステントでも活躍しています。


































