世界ラリー選手権(WRC)唯一のアジア開催である「フォーラムエイト・ラリージャパン」ですが、母国開催ということで多くの選手が参戦しています。Rally1に参戦している勝田貴元選手も地元愛知県の出身ですが、この愛知・岐阜開催ということで、この地域在住の選手もたくさん参戦しています。
開催地は6市町にまたがるのでずいぶんと広い範囲ですが、豊田市千石町にある豊田スタジアムを基準に誰が一番近いところに居住しているか、パドック内を聞いて回って調べてみました。そうすると堀田信選手(No.47 RALLY TEAM MACAREL/トヨタGRヤリス/JR1)という声と佐々木康行選手(No.50 TEAM BRIDE/トヨタGRヤリス/JR1)という2つの声が上がりました。
で、直接お二人に聞いてみたところ、豊田スタジアム起点だとどっちの自宅も同じくらいの距離? という話になったので、某マップを開いていただいてスタジアムから自宅までの距離を確認させていただきました。
そうすると、堀田選手が6.7km、佐々木選手が6.1kmという結果となりました。わずか600m差で、佐々木選手が「ラリージャパン」に最も自宅から近い選手ということになりました。佐々木選手いわく、「ウチからだと朝ゴミ出ししてから通いでWRCに参戦できる」、と。すごい環境にあることがわかります。
そんな佐々木選手のサービスには、「豊田市立井上小学校」という小学校および同校のPTAからの応援旗が用意されています。この豊田スタジアムのある地元・井上小学校には、「イノミー」という児童が考えたキャラクターがあるのですが、佐々木選手のラリーカーのフロントバンパーにその「イノミー」も貼ってあり、地元の応援もたくさん受けて、走っているようです。