岡崎市にある中央総合公園で開催された「OKAZAKI CITY SSS」。その舞台となる公園内では、今年も多くのイベントが用意され、来場者を楽しませました。
189.3ヘクタールという広大な敷地を持つ中央総合公園を使用したSS8およびSS9は、昨年のコースから大きく変更され、基本的には昨年の逆走となり、公園内を東西に走る大通りを下ってUターンしてから公園内の駐車場や弓道場の脇を通り、球場下の駐車スペースに再び上がってくるという設定となり、各観戦エリアも変更となりました。
コース上には今回も、岡崎の代表的な特産物である「八丁味噌」の醸造に実際に使用された「味噌樽」や、岡崎市の観光伝道師を務める「オカザえもん」を模した「オカザえもんクッションドラム」がパイロン代わりに置かれています。
SSが始まる前の午後2時からイベントはスタート。会場では「ウエルカム味噌汁」という八丁味噌を使った味噌汁がふるまわれ、冷え込みが厳しくなったこの夜のラリーにやってきた来場者を温かく迎え入れていました。
会場内にある体育館では、今回も岡崎市出身の元レーシングドライバーの中嶋一貴さん、そして実の妹の平川真子選手がラリージャパンに出場している平川亮選手の2名のドライバーによるトークショーをはじめ、そして岡崎市出身のタレントで、岡崎市ラリー応援隊隊長の天野ひろゆきさんも登場し、場を大きく盛り上げました。
この岡崎SSSを前にリグループが行われましたが、そのリグループに使われたのは、この中央総合公園内にある岡崎レッドダイヤモンドスタジアムという球場の中。リグループとともにライトポッドを乗員が装着することになり、これを観客席からじっくりと見ることもできました。さらにはミート・ザ・クルーの時間も設けられSSS直前ながら楽しい時間が設けられました。
そしてSSSがスタートし、その終了時には、リグループを行った球場から「エンディング花火」として岡崎伝統の三河花火が打ち上げられ、このナイトステージを締めくくりました。
この会場では翌23日(土)も「おかざきクルまつり」と題して飲食・物販・体験ブースが引き続き出店となっており、各種デモンストレーションランやOKAZAKI CITY SSSのコースを自由に歩ける時間も設けられるアフターイベントが開催されます。