今回、ラリージャパンのトロフィがモデルチェンジ。
これの製作を担当したのは豊田市の小原地区(旧・小原村)にある笹平工房。四季桜の里として有名な豊田市内の小原地区は「小原和紙工芸」という美術工芸紙の里として知られている。この笹平工房もその小原和紙工芸の工房のひとつ。
笹平工房の安藤則義さんが1本1本丁寧に作り上げたトロフィは、マニュファクチャラー用の優勝トロフィ「トルソ」は非常に手の込んだ乾漆技法で作り上げたもの。さらに各ドライバー&コドライバーのトロフィは麻布と紙に漆塗りをした作品でその表面には四季桜が描かれている。
現在、豊田スタジアム某所に収められた実に37本ものこの工芸品、1本1本桐箱に収められ、その出番を待っている。