勝田貴元選手、ポディウムフィニッシュおめでとう!

【FORUM8 Rally Japan 2022 – Day 2 レポート】劇的なオープニングレグを終え、TOYOTA GAZOO Racingのエバンスがリード

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※TOYOTA GAZOO Racingのエバンスが首位に立ったが、3位までが5秒1の僅差で続く
※勝田貴元も5位まで順位を上げたが、オジェはパンクで失速
※ソルドはオープニングステージで出火しリタイア
※カエタノビッチのクラッシュで、リンドホルムにWRC2タイトルの可能性

 フォーラムエイト・ラリージャパン2日目は、トップ3が5.1秒差のスリリングな優勝争いを繰り広げている。

 TOYOTA GAZOO Racing WRTのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組がリードする一方で、Hyundai Shell Mobis World Rally Teamのティエリー・ヌービル/マルティン・ウィダグ組がわずか3.0秒差で追い上げている。また世界チャンピオンのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組も優勝争いに加わっており、2.1秒差でヌービルの後を追っている。

 今シーズン未勝利で、木曜日のSS1も総合6位にとどまったエバンスだったが、SS2で3番手、そしてSS4では2番手に4.3秒差をつけるトップタイムを叩き出し、3位から1位に浮上した。さらにSS5でもヌービルに1秒1差の最速タイム。安全上の理由でSS7がキャンセルされ、最終ステージとなったSS6では2番手タイムをマークした。

 SS6のフィニッシュ地点でエバンスはこう語った。「タフだけど、かなり短かい1日だったね。まだ4つしかステージを消化していないし。でも全然簡単じゃなかった。ステージはとても難易度が高く、どのステージも違うフィーリングがある。マシンに対して、常に違うものが求められるんだ。明日も同じような展開になると思うけど、でも変わる可能性もある。高速のセクションもあれば、低速でツイスティなところもあるからね」

 SS2とSS5で2番手だったヌービルは、Inabu Dam 2の終了時点で、優勝争いに加わるためにSS6はやや慎重な走りだったことを認めた。「落ち葉がどんどん多くなって、路面が見えない上に、その下のグリップがどうなっているのかも分からない。ミスをしたくないから、あそこで苦労した。でもいいポジションにいるし、戦いについていけている」

 ロバンペラ選手はこの日最初のSS2 Isegami’s Tunnel 1で、1.5秒差のトップタイムを獲得、暫定首位に立った。しかしSS4で6番手タイムに終わったことで、総合順位は首位から3位に後退した。この日は終始強いアンダーステアを訴えながらもSS6でトップタイム。首位から5.1秒差で2日目を終えた。

 ハイブリッドとトランスミッションに問題を抱えていたオィット・タナックは4位、トヨタの勝田貴元は5位で金曜を終えた。 「フィーリングはどんどん良くなっています」と勝田。「落ち葉のせいでグリップが分からず、探りながらの走りになりましたが、いい感じでした」

 セバスチャン・オジエは初日の首位を、SS2でのパンクですぐに明け渡すことになった。これで2分半以上の遅れをとったオジエは、どこでタイヤにダメージを受けたのかという問いに「正直なところ見当もつかない。路面がとても狭くてグリップがあまりなく、何も感じなかったんだ。僕らのレースはもう終わりだよ」と肩を落とした。

 オジエはSS6で、さらなる不運に見舞われる。ヤリスの右リアコーナーが路側帯のバリアにぶつかり、ダメージを受けたのだ。

 今季4度目の表彰台を目指したダニ・ソルドは、SS2でHYUNDAI i20 N Rally1が出火、あっけない幕切れとなった。ソルドとコ・ドライバーのキャンディード・カレラは燃えているマシンから脱出できたが、マシンは全焼。リタイアを余儀なくされた。その後、SS2 Inabu Damu 1はキャンセルされた。


 「ステージを走り初めてすぐ、どんどん燃え出した」とソルド。「クルマはガソリンの匂いがすごかった。それから数分後に燃え始めたんだ。炎は後方から来て、消そうとしたが全然無理だった。チームには申し訳ないことをした。こんな風にマシンを失うなんて最悪の日だ」

 ジェームス・フルトンが初めてコ・ドライバーを務めたクレイグ・ブリーンは、木曜日のSSSでオジェから0.1秒差の2番手につけていた。しかし今日はSS2終了時でトップから11.5秒遅れた上に、SS4でバリアに衝突してリタイア。ブリーンにとって悔いの残るシーズン締めくくりとなった。

 M-Sport Ford Puma Rally1のチームメイト、ガス・グリーンスミスは、ドライブシャフトの故障によりトップタイムより1分以上遅れたものの、SS4を無事通過した。その後ドライブシャフトの修復を済ませ、総合6位につけた。

 エミル・リンドホルムは、最大のライバルだったカエタノビッチがSS2でクラッシュしたことで、WRC2タイトルをほぼ手中にした。リンドホルムはSS6を終えてランキング3位、トップはサミ・パヤリ、2位はテーム・スニネンでフィンランド勢の1-2-3となっている。

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