2024年9月24日(火)、岐阜県中津川市にある蛭川(ひるかわ)小学校にて、蛭川小学校・中学校の全校児童・生徒を対象にラリー教室が開催されました。中津川市では、11月23日(土)にフォーラムエイト・ラリージャパン2024でSS11/14根の上高原SSと、今年新たに設定されたSS10/13笠置山SSが行われます。蛭川小・中学校は笠置山SSの付近に立地しており、子どもたちは今日のラリー教室を楽しみにしていました。
ラリー教室では、ラリードライバー新井敏弘(あらい としひろ)選手と槻島もも(つきしま もも)選手によるラリー講座が行われました。講座の冒頭で、ラリーの迫力ある映像を見て、児童たちはラリーがエキサイティングかつスリリングな競技であることに驚きました。ラリー競技の特徴をクイズ形式で分かりやすく説明していただいたので、小学生も中学生も一緒に楽しく学ぶことができました。
講座の中では、一般道を1台ずつ走り、スピードを競う競技であること、「コ・ドライバー」がコース情報を書き込んだペースノートを使い、「ドライバー」にコースの状況を伝えながら走ることなど、ラリーの特徴や魅力を両選手から分かりやすく伝えられ、子どもたちは興味深そうに聞き入っていた。またWRCに出場しているラリーカーは約60mもジャンプすることに多くの子どもたちは驚いていました。
世界ラリー選手権が、昨年から競技車両をハイブリット化、100%持続可能な合成燃料(非化石燃料)の使用していること、フォーラムエイト・ラリージャパン2024は、水素発電や太陽光発電をつかった大会運営をすることなど、環境にやさしい大会を目指していることも学びました。
講座の後は、運動場で全児童・生徒、また多く集まった地域の方の前でデモランを実施。
子どもたちは目の前で、プロのラリードライバーの運転技術に大興奮。蛭川中学校の教頭先生は、根っからの「スバリスト(スバル車ファン)」であり、新井選手の助手席に搭乗しデモ走行できたことに感動していました。
最後に、子どもたちはラリーカーの運転席に乗り、最後まで車の見学をしていました。また、地域のラリーファンも新井選手からサインをいただいたり、ツーショットの記念写真を撮ったり、子どもたちだけでなく、蛭川地域みんなの思い出になる1日になりました。