WRC 第13戦フォーラムエイト・ラリージャパンに挑むスバルの新井敏弘選手。参戦マシンはスバルWRX S4をベースにしたJN1マシン。今季より全日本ラリー選手権に投入した新型マシンだ。
荒れた天候となってしまったDAY2だが、新井選手はウエット路面ゆえにタイヤやブレーキへの負担も少なく、まだまだ軽量化の余地を残したマシンにとっては悪いことばかりではなかったようだ。
昨日から症状が顔を出すエンジンの不調も解決の目処はたったという。ラリーマシンとしてまだまだやるべきことは多いといいう新型だが、一方で何をするべきかも見えていると語る新井選手。
厳しい自然を相手にするラリーはメーカーにとっても量産車の開発、熟成にとって大きな意味を持つ。新井選手はSS8終了時点で総合14位。JRCar1のトップだ。新井選手と新型WRX S4の更なる活躍を期待したい。