雨でシェイクダウンがキャンセルのアクロポリス・ラリー! トリッキーなコンディションを乗り越えるのは誰か!?
9月7日(木)~10日(日)の4日間、2023年WRC第10戦「アクロポリス・ラリー・ギリシャ」が首都アテネのアクロポリスを中心に設定された15本のSSで開催される。SS距離は307.89km、リエゾン(移動区間)も含めると総走行距離1235.17kmに及ぶ。
アクロポリス・ラリーは、1973年からWRCとして開催されている伝統的ラリーだ。また、乾燥した山岳地帯、しかも大きな石がゴロゴロと転がる荒れた道を走るグラベルラリーとして知られ、マシンにもクルーにも厳しく耐久力と忍耐力が試されるラリーだ。
そうしたなか、予定されていたシェイクダウンが大雨によりまさかのキャンセルとなっている。木曜日から始まるラリー本番でも雨が予想され、フィンランドに続いて波乱のラリーが予想される。2021年のアクロポリス・ラリーはやはり雨となり、ロバンペラが初出場の2勝目をあげている。
昨年はヒョンデの1-2-3フィニッシュ、フォード・Mの4-5、トヨタガズーレーシングは勝田貴元の6位が最高順位だった。今年は勝田貴元はTGRの4台目としてのエントリーとなっている。
セレモニアルスタートは7日(木)18:00から。SS1はそのあと19:05からのスタートだ。