7月12日(水)、2023シーズン初回となるラリー教室を開催した。
会場となった小学校は、愛知県豊田市にある上鷹見小学校(かみたきみしょうがこう)。
1年生から6年生までの児童71人に、ラリーの魅力を身近で感じてもう機会となった。
ラリー教室では、まず、体育館でラリードライバー新井敏弘(あらい としひろ)選手と槻島もも(つきしま もも)選手によるラリー講座を行った。 講座では、ラリーが一般道を1台ずつ走り、スピードを競う競技であること、「コ・ドライバー」がコース情報を書き込んだペースノートを使い、「ドライバー」にコースの状況を伝えながら走ることなど、ラリーの特徴や魅力を両選手から分かりやすく伝えられ、子どもたちは興味深そうに聞き入っていた。また、フォーラムエイト・ラリージャパン2023のパートナーである学研教室と連携し、『未来の車のひみつ』クイズなどを行い、子どもたちが持続可能な社会について考えるきっかけとなった。
質問コーナーでは、両選手に対して、「どのくらいのスピードがでるのか」や「ドライバーとコ・ドライバーはどのようにペアが決まるのか」など多くの質問があり、こどもたちの熱心さが伝わってきた。
講座の後は、運動場でお待ちかねのデモランを実施。
初めてラリードライバーのテクニックを間近で体感した子どもたちからは、「アンコール」の声が鳴り響き、プロのラリードライバーの走りを惜しむことなくお披露目した。
最後に、子どもたちはラリーカーを近くで見たり、運転席に座ったりして、ラリーカーの特殊なパーツやデザインを体感した。
今回のようなラリー教室は、豊田市立上鷹見小学校を皮切りに、ラリージャパン開催地域の6市町で、10校程度今後開催していく予定だ。
ラリードライバーからの解説や間近でラリーカーの走りを見る体験は、子どもたちの心に残ったことだろう。ぜひ、11月のラリージャパンにも、家族で応援に来てほしい。