勝田貴元“三度目の正直”での表彰台獲得なるか!?
5月11日(木)~14日(日)までの4日間、ポルトワインの名産地ポルトの北の都市マトシンホスを拠点にWRC第5戦ラリー・ポルトガルが開催される。エントリーはラリー1が8台、ラリー2が44台の激戦。総エントリー87台だ。
マニュファクチャラーズタイトル争いでトップを走るトヨタ・ガズーレーシングは、クロアチア・ラリーで優勝したエルフィン・エバンス、ディフェンディングチャンピオンのカッレ・ロバンペラ、欠場するセバスチャン・オジェに代わって勝田貴元がエントリー。
ヒョンデからは、ティエリー・ヌービルとエサペッカ・ラッピの2台に加え、スペイン人のダニ・ソルドが参戦する。
Mスポーツ・フォードはオット・タナクとピエール-ルイ・ルーベの2台のエントリーとなっている。
ポルトガル・ラリーは7戦続くグラベル(未舗装路)ラリー連戦の、最初の1戦となる。徐々に荒れていく路面をいかにトラブルなく攻略するか、各クルーの腕の見せ所だ。DAY2のSS10/13にはなんと全長37.24km のアマランテが待ち受ける。DAY3では、おなじみファフェで豪快なジャンプを楽しもう。
一方、ポルトガル・ラリーは2021年・2022年に惜しくも表彰台を逃しているトヨタ・ガズーレーシングの勝田貴元は、「ポルトガルが本当に楽しみです。過去2年間は総合4位でフィニッシュし、特に昨年は表彰台まであと一歩でした。最終的に2秒差で表彰台を逃したので、今年は表彰台を目指します。ポルトガルのステージは好きですし、とても走りやすいので、あとは自分自身をプッシュすることさえできれば、きっといい週末になると思います」とコメントしている。