2022年11月、日本のラリーファン及び関係者の待望だったWRCが2010年の北海道開催以来12年ぶりに愛知県・岐阜県を舞台に行われました。大会の拠点となるサービスパークには約6万人のラリーファンが訪れたほか、熱戦が繰り広げられたスペシャルステージやリエゾンと呼ばれる移動区間でも多くのラリーファンに応援をいただきました。加えて、日本人ドライバーの勝田貴元選手が見事3位に入賞し、記憶にも残る記念すべき大会となりました。
そして、昨年11月に2023年WRCカレンダーが公表され、11月16日から19日に「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」が開催されることが決定しました。2023年も紅葉で美しい日本の里山の風景をラリーカーが走り抜ける姿を、引き続き多くのラリーファンにお届けできることを嬉しく思います。
私どもは、日本でWRCを継続的に開催できることを第一に考え、「ENJOY!RALLY JAPAN」を合言葉に、チーム、ファン、開催地域の皆様とともに、地球環境に優しく多くの皆様に愛される大会づくりを目指します。
開催エリアは2022年と同じく、愛知県内は豊田市、岡崎市、新城市、設楽町、岐阜県内は恵那市、中津川市、2県6市町での競技開催となります。サービスパークは豊田スタジアムに設置します。
私どもは、ラリージャパンの歴史を忘れることなく、多くのファンや関係者の意思を引き継ぎながら、フォーラムエイト・ラリージャパン2023の成功を目指して全力で尽力していく所存でございます。ぜひとも皆さまのご声援にお応えできるよう、誠心誠意取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。
2023年1月
ラリージャパン2023実行委員会事務局