10/1(土)・2(日)、ラリージャパン「1ヶ月前イベント」を愛知県庁前で開催!
About WRC

About WRC WRCとは

WRCとは?

1973年に誕生したWRC(世界ラリー選手権)は、世界で最もチャレンジングなモータースポーツとして知られています。その主舞台となるのはサーキット場ではなく、SS(スペシャルステージ)と呼ばれる、競技のために閉鎖された一般道。雪と氷に覆われた山岳路、森林を縫うように走るハイスピードな未舗装路、大きな石が転がり土埃舞う荒れた砂利道、曲がりくねった舗装の峠道など様々です。14カ国のさまざまな舞台で、季節を渡っていくWRCは、文字通り世界の道を競技フィールドとしています。

各ラリーはリエゾン(移動区間)でつながれた、いくつかのSS(スペシャルステージ)で構成されています。ドライバーはこの閉鎖されたSSを1台ずつ走り、全SSの合計タイムで勝敗を競います。ラリーで特徴的なのは、コースの状況を記したペースノートを読み上げる、コ・ドライバーが同乗することです。また、タイムを競わないリエゾンでは、一般のドライバーと同じように交通規則を守って移動します。

ラリー開催週は、まず週の前半にドライバーとコ・ドライバーが行なうレッキ(事前下見走行)から始まります。レッキではドライバーとコ・ドライバーが制限速度を守って全SSの状況をチェックし、ペースノートに記録します。続いてラリーカーによるフルスピードでのテストとなるシェイクダウンが行われ、通常は木曜日または金曜日から、日曜日まで3〜4日間で競技が行われるという流れとなっています。

ラリーカーは誰もがディーラーで購入できる市販車をベースにしていますが、参戦するクラスによってクルマの改造範囲は大きく異なります。2021年までは、WR(ワールドラリーカー)と呼ばれる、380馬力以上を発揮する4WDカーが最上位マシンでしたが、2022年からはRally1(ラリー1)がその座を引き継ぎました。

Rally1は市販車の外観を保ちながらも、内部は大きく異なります。ボディは、スペースフレームと呼ばれる金属製のポールが内部に張り巡らされ、選手たちの安全性を最大限まで高めています。エンジンは、WRカーと同じく排気量1.6Lの直列4気筒直噴ターボですが、それに加え、134馬力を発するハイブリッドシステムが搭載されるため、最大で500馬力以上を発揮。そのビッグパワーを路面に伝えるため、駆動方式はフルタイム4WDとなっています。Rally1は安全性と速さ、そして環境性能を追求した、究極のラリーカーなのです。

導入初年度の2022年シーズンはトヨタ、ヒョンデ、Mスポーツ・フォードという3メーカーのRally1が出場し、シリーズチャンピンの座をかけて、毎戦激しい優勝争いを繰り広げています。

2022年のWRC開催地

FIA WORLD RALLY CHAMPIONSHIP 2022
開催国 日程 名称
1 モナコ 1/20-23 Rallye Monte-Carlo
(ラリー・モンテカルロ)
2 スウェーデン 2/24-27 Rally Sweden
(ラリー・スウェーデン)
3 クロアチア 4/21-24 Croatia Rally
(クロアチア・ラリー)
4 ポルトガル 5/19-22 Vodafone Rally de Portugal
(ラリー・ポルトガル)
5 イタリア 6/2-5 Rally Italia Sardegna
(ラリー・イタリア・サルディニア)
6 ケニア 6/23-26 Safari Rally Kenya
(サファリ・ラリー・ケニア)
7 エストニア 7/14-17 Rally Estonia
(ラリー・エストニア)
8 フィンランド 8/4-7 Rallye Monte-Carlo
Secto Automotive Rally Finland
(ラリー・フィンランド)
9 ベルギー 8/18-21 Ypres Rally Belgium
(イープル・ラリー・ベルギー)
10 ギリシャ 9/8-11 EKO Acropolis Rally Greece
(アクロポリス・ラリー・ギリシャ)
11 ニュージーランド 9/29-10/2 Rally New Zealand
(ラリー・ニュージーランド)
12 スペイン 10/20-23 Rally RACC Catalunya – Rally de España
(ラリー・デ・エスパーニャ)
13 日本 11/10-13 FORUM8 Rally Japan
(フォーラムエイト・ラリージャパン2022)

スペシャルステージはどうなっているの?

サーキットレースと違い、ラリーは全体が見えないイベントです。
ここではラリーが行なわれる様子を分かるようにイラストで紹介します。

  • 1
    発表された順にラリーカーはスタートし、SSへ向かう。
    スタートは必ずしもカーナンバー順ではない。
  • 2
    SSへ向かう途中のコースはリエゾンと呼ばれる。
    リエゾン区間は交通ルールを守らないといけない。スピード違反は普通に取り締まられる。
    SSへは「ロードブック」というコマ図で記された本で指示された場所へ向かう。
  • 3
    SSのスタート地点。ここからがタイム計測区間。ラリーカーは基本1分間隔でスタート。
    上位チームは2分間隔でスタート。スタート間隔を空けるのは、SSの途中で追いつかないように
    するためだったり、グラベルステージでは舞い上がった土ボコリが視界を遮るのを防止するため。
  • 4
    ステージ途中には何カ所かオフィシャルのクルマが置かれ、通過するラリーカーのナンバーを確認し、
    本部へ報告している(トラッキング)。ラリーカーがいなくなった場合は、事故で止まっている可能性
    があるため、状況を確認後、必要であれば救急車を手配。
  • 5
    SSのフィニッシュは、フィニッシュ地点(赤チェッカー)をそのまま駆け抜けるフライングフィニッシュ。
    その先にあるSTOP看板のあるTCで区間タイムを記入してもらい、ロードブックに沿って次のSSへ向かう。
  • 6
    SSを何カ所か走ったら、いったんサービスパークへ戻り、マシンのチェックを行なう。
  • 主なWRC用語集 (アイウエオ順)

  • アイテナリ
    ラリーのスケジュールを記したもの。記された時間は1号車の時間が掲載されている。
  • グラベル
    未舗装路面のこと。ダートとも呼ばれる。
    開催地域により路面の質が違うためタイヤ選択もノウハウが必要。
  • コ・ドライバー
    助手席でペースノートを読み上げ、ドライバーのライン取りを助ける。
  • サービスパーク
    ドライバーとコ・ドライバー以外がラリーカーを整備できる場所。
    クラッシュしても短時間でほぼ元通りにする作業は見もの。
  • シェイクダウン
    ラリー開催前に行なわれる事前テスト。
    ラリー前の最終チェックでもあり、イベント開催前のメディア向けPRの場でもある。
  • スイーパー
    ラリー出場車がSSを全車通過した後に主催者が走らせコース状況を確認するクルマ。
    通過後SS終了となる。1号車前にも000、00、0カーが走行しステージの安全を確認する。
  • スペシャルステージ
    道路を閉鎖して走行タイムを競う部分。「SS」とも呼ばれる。
    このSSの区間タイムを加算して、最も短いタイムで全SSを走破したマシンが優勝する。
  • ターマック
    舗装路面のこと。開催地域によりアスファルトだったり、
    コンクリートだったりと異なる路面もあるので、舗装路面でも滑りやすいステージもある。
  • タイムカード
    参加車両のSSスタート時間、フィニッシュ時間を記すカード。
    記された時間はカーボコピーされチーム、オフィシャルも保管。
  • タイムコントロール
    TC。ラリーのコース内に置かれ、SSスタート、フィニッシュをタイムカードに記す場所。
  • デイ
    数日間開催されるラリーでは、1日目をデイ1、2日目をデイ2と呼ぶ。かつては「レグ」と呼ばれていた。
  • パワーステージ
    最終日の最終SSに設けられるボーナスステージ。
    総合順位ポイント以外のポイントが与えられる。
  • パルクフェルメ
    車検終了、デイ終了時に車両が保管される場所。
    整備時間以外に許可なくチームがラリーカーを整備することを防ぐ。
    深夜もガードマンを置いて監視される。
  • ペースノート
    レッキの時に作成するコースの特徴を記したノート。
    ドライバーがコースの特徴を話し、コ・ドライバーが記す。
    コ・ドライバーはその情報を、ドライバーがコースを思い出すことができるようなタイミングで読み上げる。
  • レッキ
    ラリー前に行うコースチェック。
    同じ場所で開催するラリーなら前回のペースノートを元に精度を上げることができる。

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