10/1(土)・2(日)、ラリージャパン「1ヶ月前イベント」を愛知県庁前で開催!
第5号

2021 WRC FINAL ROUND 頂上決戦

RALLY JAPAN PRESS 第5号

WORLD RALLY CHAMPIONSHIP 2021 REPORT

Rally Finland 10/1-10/3

トヨタ陣営『ラリー・フィンランド』4連覇タイトル争いはオジエvsエバンスの一騎討ちに

Red Bull Content Pool

世界ラリー選手権(WRC)シリーズのなかでも随一とうたわれるハイスピード・グラベルラリー『ラリー・フィンランド』が10月1日〜10月3日に開催された。このコースはトヨタが得意としており、2017年から毎年勝利を重ねてきた大会だ(※1)。今回も4度目の制覇に向けて盤石かと思われていた。
 

 いざラリーが始まるとこれまでと異なる開催時期によるコンディションの変化が影響したのか、トヨ
タ勢はセバスチャン・オジエを始めとして、苦戦を強いられる様相に。一方でマニュファクチャラーズ
タイトルでトヨタとの差を詰めたいヒュンダイ勢は追撃の兆しを見せていた。そんななか、苦境を打破
したのはエルフィン・エバンス(トヨタ)だった。エバンスはSS6〜SS10で圧巻の5ステージ連続ウインを果たして首位に立つと、負けじと食らいつくオィット・タナク(ヒュンダイ)を寄せ付けず、最終パワーステージでもフルポイントを獲得。今季2勝目を飾り、トヨタにラリー・フィンランド4連勝という栄光をもたらした。この結果によりタイトル争いはオジエとエバンスの2名に絞られ、同時にトヨタが3年連続でワールドチャンピオンを輩出することが決定した。
※1:2020年はコロナの影響で中止となっている。

Red Bull Content Pool
Red Bull Content Pool

2、3位はヒュンダイのタナクとブリーンが表彰台を獲得。一方、選手権3位でタイトル争いに加わっていたティエリー・ヌービルはラジエーターの破損とエンジントラブルによりリタイアを喫し、タイトル争いから脱落した。また、選手権首位を守り続けているオジエも精彩を欠いた結果となったうえ、レース後にはヘルメットのストラップが正しく締められていなかったことが発覚し1分のタイムペナルティを加算されてしまった。

RallyRACC-Rally Spain 10/14-17

ヌービルが2連覇を達成 決戦は最終戦ラリー・モンツァへ

今大会、ヌービルが優勝、3位にダニ・ソルドが入賞とヒュンダイ勢の奮闘もあり、マニュファクチャラー選手権は47ポイント差で最終決戦を迎える。

2019年以来、2年ぶりの開催となったラリー・スペインは、これまでとコースがやや変更され、オールターマックラリーとして開催された。序盤から圧倒的な速さ、強さを見せたのは2019年ラリー・スペインの覇者、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)だ。選手権ランキングで3位につけているものの、前戦の結果によりタイトル争いから脱落してしまったヌービルだが、今大会ではSS4〜SS10まで7ステージ連続ウインを達成し、ライバルたちを引き離しにかかる。一方ドライバーズタイトルの権利を持ち、なんとか首位のセバスチャン・オジエ(トヨタ)との差を詰めたいエルフィン・エバンス(トヨタ)も食らいついていくが、両者の差はデイ2終了時点で16.4秒まで広がってしまった。トップのヌービルは最終日もきっちりと他車を押さえ込み、ラリー・スペイン2連覇、今シーズン2勝目を飾った。

Red Bull Content Pool

第11戦を終えてランキング首位のオジエとエバンスの差は17ポイントとなり、タイトルの行方は最終戦で決着がつく。また、コ・ドライバー、マニュファクチャラー選手権も最終戦に持ち越されることとなった。

トヨタ優勢に変わりはないが、大逆転の可能性もなくはない。また、選手権3位につけるヌービルを11ポイント差で追いかけるロバンペラの結果にも注目したい。ロバンペラが逆転を果たせばドライバーズタイトルのトップ3をトヨタ勢が占めることになる。

2020年は選手権をリードしていたエバンスが最終戦で痛恨のデイリタイアを喫し、オジエがタイトルを獲得した。チャンピオンを獲り逃したというエバンスの屈辱は想像に難くなく、その悔しさを今こそ晴らさなければならない。今季の最終戦でエバンスが逆転タイトルを獲得するためには2位以上もしくは3位+パワーステージ3位以上の獲得が最低条件となる。
 

 一方、7度のタイトル獲得経験を持つオジエは、仮にエバンスがフルポイント(優勝+パワーステージ1位)を獲得しても、3位以上もしくは4位+パワーステージ4位以上もしくは5位+パワーステージ2位以上でタイトルが確定する。オジエが王者の称号、そして8度目のタイトル獲得という有終の美を飾って一線を退くためには、エバンスに逆転されるわけにはいかない。失うものがない強さを持つエバンスと守り抜きたいオジエ──。果たして勝利の女神はどちらに微笑むのか。

“フライング・フィン”の秘める可能性

最終戦でもうひとつ注視しておきたいのがランキング3位争いの行方だ。現在3位にはヒュンダイのティエリー・ヌービルがつけているが、それを追いかけるのが20歳の“フライング・フィン”こと、カッレ・ロバンペラである。両者の差は19ポイントで一見するとヌービル優勢だ。しかし、昨年初開催されたラリー・モンツァは想定外の降雪という悪天候に見舞われ、当時タイトルコンテンダーに名を連ねていたヌービルは、クラッシュを喫してリタイアを余儀なくされている。ヌービルにとっては少なからず負のイメージがある大会だろう。一方、今シーズン2勝を挙げ、急成長を見せているロバンペラは昨年のラリー・モンツァは5位入賞。昨年を上回る成績を収め、もしも19ポイント差をひっくり返すことができたら、トヨタ勢のドライバーが『ドライバーズ選手権トップ3』を占めるという偉業が達成されることになる。

WRC NEWS

2022年シーズンのドライバーラインアップが明らかに

2021年シーズンの第10戦ラリー・フィンランドと第11 戦ラリー・スペインの合間にトヨタ、ヒュンダイ、M-スポーツの3チームが、2022年シーズンのドライバーラインアップを発表した。今季でWRCのフルタイムドライバーを引退するセバスチャン・オジエの後任に注目が集まっていたが、2017~18年にトヨタチームの一員に名を連ねていたエサペッカ・ラッピが古巣に復帰することが明らかになっている(詳細は次号に掲載予定)。

2022年WRCの開催スケジュールが決定

国際自動車連盟(FIA)は10月15日に世界モータースポーツ評議会(WMSC)を開催し2022年のWRC開催スケジュールが明らかとなった。7 月に開催されたWMSCでは第1戦モンテカルロと第2戦スウェーデンの日程のみが明らかとなり、他は開催国だけが発表されていた。今回の決議により2022 年シーズンは全13戦で行われることが承認され、開催国には新たにニュージーランドが加わった。なお、第9 戦は現時点でTBC(確認中)。最終戦はラリー・ジャパンが決定している。

最新イベント情報

フォーラムエイト セントラルラリー2021 愛知&岐阜各地で開催!

フォーラムエイト セントラルラリー2021が2021年11月13日(土)~14日(日)の2日間、愛知県と岐阜県各地で開催される。サービスパークは豊田スタジアム、そして豊田市・岡崎市・新城市・設楽町・恵那市に7カ所設定されたSS で競技が行なわれる。エントリーは全日本ラリー参戦チームを中心に61台。サービスパークに隣接するエリアでは「とよたクルマフェスタ」が開かれ、開催市町やT O Y O T A
GAZOO Racing、パーツメーカー等のブース、そして我々フォーラムエイト・ラリージャパンもブースを展開し、公式SNSの登録キャンペーンやスペシャルグッズの販売等を行う予定なので、ぜひご来場を!

前回のセントラルラリーは2019年に開催され、TOYOTA GAZOO Racingの勝田貴元選手が優勝した!

 また、目玉となるのは一般向けの観戦エリアとして設定された「 岡崎シティSS 」だろう。2020 年11 月に同会場で開催された「アルペン・クラシック・カー・ラリー」やGRヤリスWRカーのデモランが記憶に新しいが、今年はさらにスケールアップしての再現となる。岡崎城の目の前を走るラリーカーの迫力をぜひご堪能いただきたい!

フォーラムエイト セントラルラリー2021概要

■競技会名称:フォーラムエイト セントラルラリー2021
■競技開催日時:2021年11月13日(土)~14日(日)
■競技種目:スペシャルステージラリー
■SSコース概要:舗装路(ターマック)
■SS距離および総走行距離:SS総距離 83.32km 総走行距離 584.19km
■主催:トヨタ・モータースポーツ・クラブ(TMSC)上州オートクラブ(JAC) NPO法人MOSCO

サービスパークとなる豊田スタジアムでは「とよたクルマフェスタ」が開催される。ラリージャパンブースも有り。 また、GRヤリス ラリージャパン号はニューカラーとなって会場でお披露目予定です!

シーズン後半に見事巻き返し GRヤリスがデビューイヤーにタイトル獲得

全日本ラリー選手権は10月15〜17日にM.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2021、10月30〜31日に久万高原ラリーが開催され、2021年シーズンが幕を閉じた。最終戦までにJN2、JN4、JN5、JN6クラスのタイトルが決定。JN1、JN3クラスは最終戦まで熾烈なチャンピオン争いが繰り広げられた。特にJN1クラスはランキング上位の2台がわずか3ポイント差で最終戦を迎え、初日はシュコダ・ファビアR5を駆る福永修/齊田美早子組が1.8秒差でわずかにリード。しかし、最終日の2SSで勝田範彦/木村裕介組(トヨタGRヤリス)が逆転。GRヤリスの全日本ラリーデビュー初年度を見事チャンピオン獲得という形で締めくくってみせた。

各クラスチャンピオン

ラリージャパン オフィシャルグッズ  セントラルラリー会場に登場!

サービスパークであり、スタート地点の豊田スタジアムと観戦ステージである岡崎市乙川河川敷の2会場に「フォーラムエイト・ラリージャパン2022オフィシャルブース」が出展します。当日は、ラリージャパンオフィシャルグッズを携え皆様のお越しをお待ちしています! なお、セントラルラリー会場販売の続報については随時ツイッターにてお知らせします。

Twitterアカウント @as_web_shop
URL https://twitter.com/as_web_shop

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