勝田貴元選手、ポディウムフィニッシュおめでとう!

オィット・タナックがヒョンデからの離脱を発表、その理由は「一身上の都合」

WRC
2022 FIA World Rally Championship Round 12, Rally de Espana, 20-23 October 2022 Ott Tanak, Atmosphere during Podium of Rally de Espana 2022 Photographer: Vincent Thuillier Worldwide copyright: Hyundai Motorsport GmbH

2020年から3シーズン在籍し、ヒョンデで5勝を記録

ヒョンデは、オィット・タナックとのWRC参戦活動における契約を2022年いっぱいで終了することを発表。2020年にヒョンデに加入したタナックは、予定よりも早い契約終了に至った理由を「一身上の都合」としています。

タナックは、2020年にアルゼナウを拠点とするヒョンデに、コ・ドライバーのマルティン・ヤルベオヤとともに加入。その後、WRC優勝5回、ポディウム15回、ステージウイン101回をチームにもたらしました。

ハイブリッドパワートレインを搭載するラリー1マシンが導入された2022年、チームはシーズン序盤にペースをつかむことに苦戦。中盤戦以降はトラブルも解消され、タナックがヒョンデi20 Nラリー1初のWRC優勝を第5戦サルディニアで達成しました。その後、フィンランド、ベルギーと連勝したほか、アクロポリスでも2位に入り、チームにとって初のポディウム独占に貢献しています。

ヒョンデからの離脱を発表したタナックは、今回のチーム離脱について次のように説明しました。

「自分がいま、キャリアの中で新たなチャレンジが必要な時期に来ていると感じています。この3シーズン、お互いに良好な関係を築いてきたし、自分たちが達成したことには誇りを持っています。難しい時でも一丸となって乗り越えてきたし、今年は正しい方向に動いていることも示せました」

「シーズンの後半、うまく噛み合えば自分たちが出せるパフォーマンスレベルを示してきましたが、自分にとっては何か新しいことをする時期を迎えました。自分を理解してくれたチームに感謝したいですし、今後の活躍を祈っています」

2022 FIA World Rally Championship Round 11, Rally de España 19-23 October 2022 Julien Moncet Photographer: Dufour Fabien Worldwide copyright: Hyundai Motorsport GmbH

ヒョンデで3シーズンを過ごしていたタナックは、2021年にチームと複数年契約を結んでおり、2023年までヒョンデに在籍するものと見られていました。しかし、チームが2023年のラインナップを検討し始めていた段階から、タナックは離脱を決断していたと言われています。

チームはドライバーの要望を尊重、今回の発表に至ったとされています。チーム副代表のジュリアン・モンセ(写真)は、タナックの離脱について次のようにコメントしました。

「彼がWRCで最も優れたドライバーであることに疑いはなく、3シーズンにわたってともに勝利を達成できたことは、本当に幸運でした。まるでジェットコースターのような3シーズンでしたね。最初のシーズンはパンデミックに見舞われ、今年は新しいハイブリッド規定への取り組みがチャレンジングなものとなりましたから……。オィットは、自分自身とチームに改善点を見いだし、勝利の道を取り戻すために、真のリーダーシップを発揮してくれました。そして、シーズン後半には、チームにポジティブな流れも作り出してくれています」

「彼がいなくなるのは寂しくなりますが、私たちにとっては体勢を立て直す機会にもなるということ。2023年のクルーの構成についてはすでに熟考しています。もちろんオィットの決定は望んでいたものではありませんが、来シーズンに向けてさまざまな可能性が広がっています。オィットとマルティンの、今後の活躍を祈っています」

協力:RALLYPLUS.NET 写真:HYUNDAI

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