10/1(土)・2(日)、ラリージャパン「1ヶ月前イベント」を愛知県庁前で開催!

WRC第10戦アクロポリス・ラリーギリシャ、ヒョンデが初の1-2-3フィニッシュを達成

WRC

ティエリー・ヌービルが待望の今季初勝利

世界ラリー選手権(WRC)第10戦アクロポリス・ラリーギリシャは、ヒョンデのティエリー・ヌービルが今シーズン初優勝。2位にはオィット・タナック、3位にはダニ・ソルドが入り、ヒョンデが表彰台を独占しました。トヨタの最上位は、勝田貴元の6位となっています。

ラリーは序盤、出走順を活かしてMスポーツ・フォードのセバスチャン・ローブが連続ベストタイムを刻み、ラリーをリード。本格的なグラベルステージを走行した9日金曜日を終えて、首位にローブ、2番手にチームメイトのピエール-ルイ・ルーベ、3番手にはトヨタのエサペッカ・ラッピ、4番手にはヌービルというオーダーとなりました。

ところが10日土曜日、首位のローブは、SS9でフォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1のオルタネーターベルトが破損。ラリー続行が不可能となり、無念のリタイアを余儀なくされます。さらに、ルーベもパンクで1分以上をロスして後退。初日からの先頭スタートに苦しみ、9番手を走行していたトヨタのカッレ・ロバンペラも立木にヒットするアクシデントに見舞われ、ポイント圏外へと大きく順位を落としました。

上位に波乱が起こった結果、SS9でベストタイムをマークしたヌービルがトップに浮上します。SS12では2番手につけていたラッピが燃料システムのトラブルでスローダウン。この結果、トップにヌービル、2番手にタナック、3番手にソルドと、ヒョンデがトップ3を独占することになりました。

最終日、TGRワールドラリーチームで唯一、4番手に残っていたエルフィン・エバンスがオープニングのSS14に向かうロードセクションでターボトラブルからストップ。ラリー続行を断念し、これでトヨタはワークスチームの3台すべてが上位争いから脱落することになりました。

首位のヌービルは、残された3つのステージも安定したペースで走り切り、待望の今シーズン初勝利。2位にはパワーステージを制したタナック、3位はソルドと、ヒョンデが表彰台を独占。ソルドは今季、スポット参戦のプログラムとなっていますが、参戦したすべてのラリーで表彰台を獲得しています。

「僕にとっては特別な勝利だし、歴史的なリザルトです。ここまでは本当に厳しいシーズンでした。特に母国のベルギーが厳しい内容になっていたので、優勝できたことで安堵しています。一番重要なのはチームが1-2-3を達成したこと。みんなの必死の努力が報われたリザルトになったことです」と、ヌービルは表彰台で喜びを爆発させました。

初参戦のアクロポリスに苦しみ続けた勝田は、首位から6分以上遅れたものの、6位で完走。今シーズン、トップクルーで唯一ここまですべてのラリーでトップ10フィニッシュを果たしています。

「本当に大変で、学ぶことが多くあった週末でした。このラリーは初出場でしたし、例えばトルコのようなラフな路面のラリーに出たこともなかったので、これほど路面が荒れているグラベルラリーを戦ったのは初めてでした。ラリーの序盤は状況を受け入れながら、このようなステージについて学ぶこと、そして今後に向けて改善すべきことに意識を集中して走りました」と、勝田はラリーを振り返っています。

協力:RALLYPLUS.NET 写真:HYUNDAI、TOYOTA

OFFICIAL SNS

フォーラムエイト・ラリージャパン2022公式SNS