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ラフグラベルで出走順の不利が響いたトヨタ勢、競技2日目はラッピが3番手/WRC第10戦ギリシャ

WRC
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 9月9日、WRC世界ラリー選手権第10戦『アクロポリス・ラリー・ギリシャ』のデイ2が、ギリシャのルートラキを起点に行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTはエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が表彰台圏内の総合3番手につけた。

 一方、チームメイトのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)とカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は不利な出走順が影響し総合8番手、9番手という順位に。また、TOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションから出場の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合10番手となっている。

 前日に首都アテネのオリンピック・スタジアムでのスーパーSSで開幕した“神々のラリー”は翌9日、アテネの西側に位置するルートラキを起点に6本のグラベル(未舗装路)ステージで争われた。

 本格的なグラベルステージの始まりとなったデイ2は、終日ドライコンディションが保たれ、路面の表層はルーズグラベルに覆われた路面は非常に滑りやすい状態となった。このようなコンディションは出走順が早いドライバーたちにとっては不利に働く。実際、1番手スタートのロバンペラは大量のルーズグラベルを掃き飛ばしながら走ることに。

 さらに、アクロポリス・ラリーのデイ2は6本のうち5本が1回しか走らないステージだったこともあり、選手権をリードする21歳のチャンピオン候補は大幅なタイムロスを余儀なくされ、首位から1分7秒おくれとなる総合9番手で競技2日目を終えることとなった。また、3番手スタートのエバンスも、ロバンペラと同様に滑りやすい路面の影響を受け、総合8番手でデイ2を終えている。

 対して7番手とやや後方からスタートしたラッピは1日をとおして安定したスピードを発揮。SS4のベストタイムに続き、SS5とSS6では2番手タイム記録して順位ひひとつずつ上げ、一時は総合2番手に浮上した。彼はデイ2最後のSS7でタイムを失い総合3番手にポジションを落としたが、総合首位に立つセバスチャン・ローブ(フォード・プーマ・ラリー1)とのギャップは8.7秒と充分に優勝を狙える位置につけている。

 日本人WRCドライバーの勝田は、初参戦となるアクロポリス・ラリーにやや苦戦している様子。「納得のいく走りができず悔しい1日でした」と金曜のラリーを振りかえっている。

「チームとしては複雑な1日だったが、エサペッカ(・ラッピ)の今日の順位と彼の仕事内容には満足している」と語るのは、TOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ代表。

「(ラッピは)ラリー前に行なったテストの内容はそれほど良くなかったが、今朝は最初の2、3ステージで自信をつけ、その後はゾーンに入り、いいスピードで走り続けてくれた。クルマにパフォーマンスがあることが分かったし、残りの2日間で優勝争いに加わることができると思っている」

「一方、エルフィン(・エバンス)とカッレ(・ロバンペラ)にとっては非常に厳しい路面コンディションでの戦いになってしまった。昨年よりも路面が乾いていて、出走順が早いドライバーにとっては今年もっとも不利な走行条件の金曜日だったように思う。明日はもう少し自信を持って走れるような、よりポジティブな1日になることを期待している」

 そのデイ3はラミアのサービスパークを中心に、3本のステージをミッドデイサービスを挟んで各2回走行するスケジュールが組まれている。その中にあるSS8/SS11“ピルゴス”は今大会最長となる全長33.20kmのロングステージだ。SS8~13、計6本のSSの合計距離は147.98kmと4日間で最長となり、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は450.54kmに上る。

首位と8.7秒差の総合3番手につけているエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ
首位と8.7秒差の総合3番手につけているエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ
初参戦のアクロポリス・ラリー・ギリシャに挑んでいる勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ

初参戦のアクロポリス・ラリー・ギリシャに挑んでいる勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ
ルーズグラベルの“掃除役”となりペースを上げることができなかったカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ

ルーズグラベルの“掃除役”となりペースを上げることができなかったカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ

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