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アクロポリス・ラリーがアテネの五輪スタジアムで開幕。初日首位はヒョンデのヌービル/WRC第10戦

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 9月8日、WRC世界ラリー選手権第10戦『アクロポリス・ラリー・ギリシャ』が開幕。オープニングステージのSS1がアテネ・オリンピック・スタジアムに設けられた特設コースで行われ、ヒョンデ・シェル・モビスWRTのティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)がトップタイムをマークした。2番手にはWRC2クラスを戦うテーム・スニネン(ヒョンデi20 Nラリー2)がつけている。

 伝統のアクロポリス・ラリーが、復活を果たした昨年に続き2022年もWRCイベントとして開催される。大会初日となった8日(木)は、サービスパークが置かれるラミアの近くで朝からシェイクダウンが行われ、既報のとおり、第8戦フィンランドから2連勝中のオット・タナク(ヒョンデi20 Nラリー1)が最速タイムをマーク。ヌービルが2番手に続きヒョンデのワン・ツーという結果になった。

 競技のオープニングはラミアから約200km離れた首都アテネのオリンピック・スタジアムが舞台に。数万人もの観客が見守るなか、全長1.95kmのターマック(舗装路)ステージで2台のマシンが同時にスタートする形式のスーパーSSが実施され、ヌービルがトップ4を占めたヒョンデ勢の中で最速ドライバーとなっている。

 彼に続いたのはWRC2クラスにエントリーしているスニネン。両者のタイム差はわずか0.1秒だった。総合3番手はダニ・ソルド(ヒョンデi20 Nラリー1)で、ヌービルからは1秒差。3連勝を狙うタナクはトップと1.1秒差の総合4番手につけた。

「ここはとてもいい雰囲気だ。こういった光景がつねにあるべきだ」とスタジアムを埋め尽くした群衆を前に興奮気味のヌービル。

「僕たちと今日ここに来てくれた観客のために、このような場を設けてくれたオーガナイザーに『おめでとう』と言いたい。彼らはWRCに大観衆を集めることが可能であることを証明してくれた。他のイベントでもこのようなことを行う必要があると思う」

 ヌービルを先頭に並んだ“ヒョンデ艦隊”の後方では、シュコダ・ファビア・ラリー2エボを駆るエミール・リンドホルム(WRC2)とガウラブ・ギル(WRC2)がラリー1カーの間に割り込む総合5番手、6番手のタイムを記録。これに元9連覇王者のセバスチャン・ローブ(フォード・プーマ・ラリー1)が総合7番手で続いた。ローブはシェイクダウンでエンジンに問題を抱えたが、チームがこれを修復し無事にSS1への出走を果たした。トップとタイムは1.3秒だ。

 トヨタ勢は選手権首位を独走するカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)がヌービルから1.5秒差の総合8番手に。エサペッカ・ラッピ(トヨタGRヤリス・ラリー1)はコンクリートバリアにマシン側面を当てながらも、チームメイトからの遅れを0.3秒差に抑えトップ10に入ってみせた。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は首位から3.5秒遅れ総合18番手となっている。

 ラッピと勝田の間では、クレイグ・ブリーン(フォード・プーマ・ラリー1)、ピエール-ルイ・ルーベ(フォード・プーマ・ラリー1)、エルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)、ガス・グリーンスミス(フォード・プーマ・ラリー1)の4名がトップと3秒以内の差で競技初日を終えている。

 グラベル(未舗装路)ステージでの戦いが始まる9日(金)はアテネの西側に位置する美しいビーチリゾート、ルートラキを中心にSS2~7が行われる。このデイ2は日中のサービスが設定されておらず、各車はタイヤフィッティングゾーンでのタイヤ交換、および簡易整備作業のみで全ステージを走らなければならない。6本のSSの合計距離は108.31km、リエゾン(移動区間)を含む1日の総走行距離は441.57kmだ。

EスクーターでスーパーSSのコースを下見をするセバスチャン・ローブ
EスクーターでスーパーSSのコースを下見をするセバスチャン・ローブ 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ
首位ヌービルとコンマ1秒差の総合2番手につけたテーム・スニネン(WRC2/ヒョンデi20 Nラリー2) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ

 

首位ヌービルとコンマ1秒差の総合2番手につけたテーム・スニネン(WRC2/ヒョンデi20 Nラリー2) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ
カッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ

 

カッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ
コンクリートバリアにクラッシュしたアンドレアス・ミケルセン(シュコダ・ファビア・ラリー2エボ) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ

 

コンクリートバリアにクラッシュしたアンドレアス・ミケルセン(シュコダ・ファビア・ラリー2エボ) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ
オット・タナク(ヒョンデi20 Nラリー1) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ

 

オット・タナク(ヒョンデi20 Nラリー1) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ
クレイグ・ブリーン(フォード・プーマ・ラリー1) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ

 

クレイグ・ブリーン(フォード・プーマ・ラリー1) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ
勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ

 

勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ

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