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WRC第9戦イープル・ラリーベルギー、ヒョンデのオィット・タナックがシーズン3勝目

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2022 FIA World Rally Championship Round 09, Ypres Rally Belgium 18-21 August 2022 Ott Tanak Photographer: Austral Worldwide copyright: Hyundai Motorsport GmbH

首位発進のロバンペラはSS2で早々にデイリタイア

世界ラリー選手権第9戦イープル・ラリーベルギーは、ヒョンデのオィット・タナックが、2位のエルフィン・エバンス(トヨタ)との首位争いを制して、今シーズン3勝目を獲得。3位にエサペッカ・ラッピ(トヨタ)、4位にオリバー・ソルベルグ(ヒョンデ)が入っています。

ラリーはポイントリーダーのカッレ・ロバンペラ(トヨタ)がSS1でベストタイムを記録。しかし続くSS2、中盤のコーナーを曲がり切れずにコースオフし、ディッチにはね上げられて横転。クルーは無事だったものの、その時点でデイリタイアを余儀なくされました。

さらに初日首位で走り切った地元のティエリー・ヌービル(ヒョンデ)も、ラリー2日目のSS15で左コーナーをクリアし切れず、アウト側のディッチにはまってしまいます。なんとか観客の助けを借りてコースに復帰したヌービルでしたが、マシンのダメージが大きく、こちらもラリー続行を断念しています。

これで首位に立ったタナックは、最終日に追い上げるエバンスを抑え切って、シーズン3勝目を手にしました。

「かなりチャレンジングなラリーでしたね。ベルギーはトリッキーなラリーだということは、昨年の段階で学んでいました。ラリーのキャラクターはドイツにも似ていますが、路面変化やインカットなど特別な要素がたくさんあるラリーです。今回、しっかりとトヨタ勢を抑えられましたし、いい仕事ができました」と、タナックは笑顔で振り返っています。

2022 FIA World Rally Championship / Round 09 / Ypres Rally Belgium 2022 / 17th-21st August 2022 // Worldwide Copyright: Toyota Gazoo Racing WRT

今シーズン初勝利を狙ったエバンスでしたが、最終日はタナックの5秒差にまで迫ったものの、一歩届かず。シーズン4度目の2位表彰台となっています。

「2位という結果に満足することはできませんが、全体的には好調な週末でした。クルマの調子が良く、序盤から上位争いができたのは良かったです。最終日はオィットにプレッシャーをかけ続け、タイム差を縮めることができましたが、やはり少し足りませんでしたね」と、エバンスは悔しさをのぞかせています。

初日にトランスミッショントラブルに見舞われ、大きく遅れてしまった勝田貴元(トヨタ)。それでも、トラブルを解消後は着実に順位を挽回し、5位でフィニッシュしています。開幕戦モンテカルロから第9戦イープルまで、すべてのラリーにおいて入賞圏内でラリーを走り切っているのは、勝田のみとなっています。

「初日は残念ながらトラブルに見舞われ、完全にストップする直前でしたが、競技を続けることができました。問題を解決してくれたチームに感謝しています。その後は、最後まで走り切ることができたので良かったです。このラリーを戦い終えて、舗装路面でもこのクルマで気持ちよく走れるようになってきているのは、この後に2戦あるターマックラリーを戦ううえでとても良いことです。次のターマックラリーとなるスペインでは、もっとプッシュできると思います」と、納得の表情を見せています。

初日にデイリタイアを喫したロバンペラは、最終のパワーステージでベストタイムを獲得。総合順位では下位に沈んだものの、パワーステージ1位に与えられる5ポイントを獲得しました。

協力:RALLYPLUS.NET 写真:HYUNDAI、TOYOTA

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