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WRC第8戦ラリーフィンランド、ロバンペラの追い上げを振り切ったタナックが優勝

WRC

最終日に転倒のラッピは応急処置を施して3位表彰台

世界ラリー選手権第8戦ラリーフィンランドは、ヒョンデのオィット・タナックが、2位のカッレ・ロバンペラ(トヨタ)との首位争いを制して、今シーズン2勝目を獲得。3位にエサペッカ・ラッピ、4位にエルフィン・エバンスとトヨタのふたりが続きました。

地元エストニアでは優勝争いに加われず、悔しい3位に終わったタナックは、序盤からラッピとの僅差の首位争いを展開します。ところが、ラリー3日目には序盤出走順に苦しんだポイントリーダーのロバンペラが2番手に浮上し、タナックの8.4秒差にまで迫ってきました。

最終日、逆転を狙ったロバンペラは、SS20、SS21と連続でベストタイムを記録。さらにパワーステージの最終SS22も制したものの、6.8秒差で逃げ切ったタナックが、自身ラリーフィンランド3勝目を手にしました。フィニッシュ後タナクは、次のように喜びを語っています。

「最高の気分です。今回はバトルを心から楽しみましたし、特別な勝利になりました。フィンランドで勝つことは、決して簡単ではありませんし、実は優勝争いに加われるとは思ってもいませんでした。エストニアではうまくいかなかったのですが、フィンランドで流れが変わりました」

一方、地元での初勝利を狙ったロバンペラでしたが、走行一番手を強いられたラリー2日目の遅れもあり2位。それでもパワーステージでのフルポイントを加え、選手権ランキングで2番手に浮上したタナックに94点差をつけて首位を独走しています。

「金曜日のステージを出走順一番手で走り、グラベル掃除を担ったことを考えれば、自分たちが成し遂げたことに誇りを持っていいと思います。最終日は思うように追い上げることはできませんでしたが、パワーステージを制し、選手権ではポイント差を広げることができました」と、ロバンペラは笑顔を見せました。

最終日を3番手で迎えたラッピは、SS21の深い轍で挙動を乱してコースオフを喫して、3回転以上のロールオーバー。なんとか走行を続け、3番手は守ったものの、フロントガラスを失うなど、マシンに大きなダメージを負ってしまいます。それでも、SS21フィニッシュ後に応急措置を施して挑んだ、最終のSS22を10番手タイムで走り切り、3位を死守しました。

「今回は不運続きでしたが、転倒したにもかかわらず競技を続行できたのはラッキーでした。なんとかすべての問題を解決してパワーステージにたどり着きましたが、最初の加速でルーフの大部分が飛んでいってしまったので、車内は風と騒音で大変なことになってしまいました(笑)。1回のラリーであまりにも多くのことが起こったので少々複雑な気分ですが、表彰台に上れたので良かったです」

勝田貴元は、ホームイベントとも言えるフィンランドで優勝争いにこそ加われなかったものの、大きなミスなく6位で完走。開幕戦から続く連続ポイント獲得記録を8に伸ばし、ドライバーズ選手権ランキングでも5番手をキープしています。

「自分としてはいい内容と思えるラリーでしたし、第2のホームラリーを走り切ることができてうれしいです。クルマは良かったですし、挙動も予測しやすいものでした。コンディションが変化する状況では、さらに改善する必要がありますが、前戦エストニアの時よりは今回の方が良い走りができましたし、ポジティブに考えることができます」

協力:RALLYPLUS.NET 写真:HYUNDAI、TOYOTA

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