勝田貴元選手、ポディウムフィニッシュおめでとう!

【WRCイベント紹介】無数のビッグジャンプとクレストを駆け抜けるラリーフィンランド

WRC

別名フィニッシュGP、誰もが一度は勝ちたい高速グラベル

2022年シーズンの世界ラリー選手権(WRC)は、最終戦のフォーラムエイト・ラリージャパンを含めて、全13戦を予定。雪と氷のモンテカルロ、大観衆で沸き立つポルトガル、マシンブレーカーと恐れられるギリシャのアクロポリスなど、世界中の公道を舞台に熱戦が繰り広げられます。今回は来週末8月4~7日にかけて開催される第8戦ラリーフィンランドを紹介しましょう。

前戦エストニアに続き、夏の北欧グラベル連戦第2ラウンドとなるのが、ラリーフィンランド。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、10月に70周年記念イベントとして開催されましたが、今年は恒例の8月開催に戻されています。

多くのWRCチャンピオンを輩出してきたラリー王国を舞台に行われるラリーフィンランドは、 “フィニッシュ・グランプリ”という別名を持つ、WRC屈指の高速グラベルラリー。高いドライビングテクニックが求められるため、多くのドライバーが「一度は勝ちたいラリー」と、明言しています。

拠点となるのはフィンランド中部の学園都市ユバスキラ。サービスパークはユバスキラ駅に直結するコンベンションセンター「パビリオンキ」に置かれます。サービスパークには様々な出展やステージも用意され、例年フィンランド国内だけでなく周辺国からも多くの観客を集める人気イベントです。

昨年はコロナ禍によるコンパクト化により、多くの名物ステージが実施されず、SS総距離も300km未満。会期も3日間と短縮化を余儀なくされました。しかし、今年は木曜日夜にユバスキラ市街地を走行する人気のギャラリーステージ「ハルユ(Harju)」で幕を開け、SS総走行距離も322.61kmと、通常の4日間フォーマットが復活しました。

高速かつ無数のジャンプやクレストが連続するグラベルステージは、硬い路面の上に薄く砂埃が堆積。ドライコンディションになると、予想以上にスタート順の影響を受けることになります。昨年も選手権首位でラリーフィンランドに挑んだセバスチャン・オジエは初日に大幅なタイムロスを喫し、早々に優勝争いから脱落しました。

今シーズン、先頭スタートの不利をものともせず勝利を積み上げているカッレ・ロバンペラにとっては母国ラウンド。本格的なステージ走行となる8月5日金曜日、どのような走りを見せるのかに注目が集まっています。また、フィンランド・ユバスキラ在住の勝田貴元にとっても、走り慣れたホームイベントといえる一戦です。

協力:RALLYPLUS.NET 写真:M-SPORT、TOYOTA

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