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WRC第7戦エストニア、カッレ・ロバンペラが圧巻の強さを見せてフルポイントを獲得

WRC

エルフィン・エバンス、またもロバンペラに屈す

世界ラリー選手権第7戦ラリーエストニアは、トヨタのカッレ・ロバンペラがチームメイトのエルフィン・エバンスに1分以上の大差をつけて優勝。トヨタはシーズン3度目の1-2フィニッシュ、ロバンペラは早くも5勝目を記録し、選手権ランキングでのリードを83ポイントに拡大しています。

不利な出走順トップにもかかわらず、ロバンペラはレグ1のSS9で首位に立つと、その後は一度もポジションを譲ることなくフィニッシュ。さらに最終のパワーステージでもベストタイムを刻み、圧巻のフルポイントを獲得しました。今シーズンはスノー、ターマック、ラフグラベル、そして今回の高速グラベルと、あらゆる路面で圧倒的な強さを見せており、初タイトルに向けて隙が見当たらない状況です。

「出走順が一番手だった金曜日の午前中は、エルフィンのペースについていくのが大変でしたが、その後は本当にいい戦いができました。ラリーフィンランドを前に、このラリーで勝つことができて良かったですし、フィンランドでもまた、良い仕事ができることを願っています。もちろん、タイトルについても考えなくてはならないでしょう。現時点で大差をつけていますが、まだ先にはラリーが残っていますからね」と、ロバンペラは冷静に振り返りました。

序盤トップを走行しながらも、またもロバンペラを前に2位で終わったエバンスは「カッレは昨年のエストニアと同じようにかなり速く、脱帽するしかありません。また次のラリーにチャレンジします」と、挽回を誓いました。

3位は地元エストニアで2年ぶりの勝利を狙ったヒョンデのオィット・タナックは、トヨタの2台を前に一度もトップ争いに加わることなく、ラリーを終えました。

「自分たちはできることのすべてを尽くしました。しかし、上のふたりの強さはかけ離れていました。それでも、最終的にはポイントを獲得できましたし、ヒョンデの3台がしっかり走り切って、走行経験を積んだことはとても大きいです。ヒョンデは昨年チーム代表が離脱したり、ニューマシンの開発が遅れたりと、様々な問題を抱えています。それでも様々な作業が進行中ですし、ヒュンデがトヨタに太刀打ちできるよう、今後も努力を続けていきます」と、チームの厳しい状況を語っています。

トヨタGRヤリス・ラリー1で参戦した勝田貴元は、確実性を重視したアプローチでステージを走行。様々なコンディションが混在する高速グラベルにおいて、次戦ラリーフィンランドにつながる5位を得ています。

「今回は路面コンディションが非常にトリッキーで、なおかつ変化が大きかったので、どうなるのか判断するのがとても難しいラリーでした。改善すべき点はありますが、セットアップやフィーリングの面で有効と思えるものを見つけることができましたし、次のラリーフィンランドがとても楽しみです」と笑顔を見せました。

協力:RALLYPLUS.NET 写真:TOYOTA、HYUNDAI

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