勝田貴元選手、ポディウムフィニッシュおめでとう!

補助ライトはLED化が進む。トヨタもラリー2参入へ【読んで得するラリージャパンWRC基礎講座9】

WRC
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 11月10~13日、愛知と岐阜の両県においてWRC世界ラリー選手権最終戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』が開催される。日本でのWRC開催は2010年が最後であり、実に12年ぶりのカムバックとなる。この間にシリーズのトップカテゴリーにトヨタが参戦を開始し、今季は3つの選手権で連覇を達成。チャンピオンとして母国ラリーに凱旋する。本企画は、そんなラリージャパンをいっそう楽しく見るために、中継やレポート等でよく見聞きする基礎的なラリー用語を解説していくもの。厳選した30個のワードを計10回にわけて紹介していくラリー講座第9回目は、ランプポッド、ラリー2、リエゾンをピックアップする。

25.ランプポッド

 ライトポッドとも呼ばれる補助ライトのこと。夜明け前や、日没後の暗い時間帯にスペシャルステージ(SS)を走行する際に用いられる。ボンネット上やフロントカウル内に取り付けられ、夜間走行時の視界を確保する。

 以前は“ランプ”という名称がよく似合う丸目タイプのものが主流だったが、近年は薄いLEDユニットが多く採用されている。トップカテゴリーのラリー1ではトヨタGRヤリス・ラリー1のみ丸目タイプを使用している。

トヨタGRヤリス・ラリー1(TOYOTA GAZOO Racing WRT)のランプポッド
トヨタGRヤリス・ラリー1(TOYOTA GAZOO Racing WRT)のランプポッド

 

26.ラリー2

 ラリー1をピラミッドの頂点としたとき、その直下に位置するカテゴリー。WRC2クラスやERCヨーロッパ・ラリー選手権をはじめ、各地域・各国内ラリーなどで用いられている。ラリー2は同カテゴリーのマシンのことも指し、これは以前はR5と称されていた。

 車両は1.6リットルターボエンジンを搭載した4WDラリー専用車両で、シュコダ、シトロエン、ヒョンデ、フォードなどの自動車メーカーがカスタマーカーの販売やサポートを行っている。TOYOTA GAZOO Racingは、『ラリージャパン2022』のデイ3に行われる“オカザキ・シティSSS”にて、将来のラリー2参入を見越して開発中の『GRヤリス・ラリー2コンセプト』を公開し、デモランを実施するとしている。

フォード・フィエスタ・ラリー2 MkII

 

フォード・フィエスタ・ラリー2 MkII

27.リエゾン

 サービスパークとスペシャルステージ(SS:競技区間)や、SSからSSまでの移動区間のこと。“ロードセクション”とも呼ばれる。

 リエゾンでは、たとえ競技車両であっても一般車両に混じり、ラリー開催国の交通法規に従って走行する必要がある。速度超過や信号無視などの交通違反はご法度だ。

フォード・プーマ・ラリー1のランプポッド(Mスポーツ・フォード)

 

フォード・プーマ・ラリー1のランプポッド(Mスポーツ・フォード)
LEDタイプのライトポッドを採用しているヒョンデi20 Nラリー1(ヒョンデ・シェル・モビスWRT)

 

LEDタイプのライトポッドを採用しているヒョンデi20 Nラリー1(ヒョンデ・シェル・モビスWRT)
ヒョンデi20 Nラリー1(右)と、WRC2クラスを戦うヒョンデi20 Nラリー2(左)

 

ヒョンデi20 Nラリー1(右)と、WRC2クラスを戦うヒョンデi20 Nラリー2(左)

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