勝田貴元選手、ポディウムフィニッシュおめでとう!

マイケル・ヤング、地元ニュージーランドにボクサー6搭載のスバル・インプレッサで参戦

関連記事

エンジントラブルからSS4フィニッシュ後にリタイア

WRCラリーニュージーランドと併催された、ニュージーランド国内選手権。クスコ・レーシングのトヨタC-HRでエントリーしていたマイケル・ヤングでしたが、残念ながら、このマシンでのスタートを見送り、代わりとして水平対向6気筒エンジンを搭載したスバル・インプレッサWRX STIで出走しました。

6月に群馬県を拠点に開催されたAPRC(全日本ラリー選手権併催)ラリーモントレーに、C-HRで参戦していたヤング。その後、クスコ・レーシングはラリーニュージーランド参戦に向けて準備を進めてきました。

今大会でダンロップのサポートを受けるヤングは、ピレリがタイヤを単独供給するWRCではなくニュージーランド国内選手権に、モントレーでもコンビを組んだエイミー・ハドソンをコ・ドライバーとしてエントリー。スタートに向けて、日本からC-HRを積んだコンテナを載せた船がニュージーランドに向けて出発していました。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、海運状況は現在も世界的に大混乱が続いています。ヤングのC-HRを載せた船は、ラリーの拠点となるニュージーランド北島のオークランド沖で待機していたものの、10月1日までにオークランド港へと入港できないことが明らかになりました。ラリー主催者、ロジスティック会社、海運会社が奔走し打開策を探ったものの、万策が尽きて、残念ながらC-HRでの出走を断念することになりました。

ところが、ヤングがこの無念を自身のSNSに投稿すると、マシンを提供したいというオファーが殺到。最終的に、マグナム・モータースポーツNZが製作した、ジェフ・ジェッドのスバル・インプレッサWRX STIをレンタルしてスタートすることが決まります。

このマシンはEZ30型水平対向6気筒エンジンを搭載。9月22日木曜日の11時にオファーの連絡が入った後、同日午後2時半には、ギヤボックス、クラッチ、ブレーキパッドを装着したほか、クスコ製LSDのチェックをはじめとして、ラリーに向けた作業が突貫で行われました。マシンは南島のクライストチャーチにあり、通常は数週間前に予約が必要だというフェリーでの搬送が必要でしたが、ここはラリー主催者が尽力し、23日金曜日午後にはマシンを送り出すことに成功しています。

一時は出走断念も覚悟したヤングでしたが「本当にたくさんの方々のおかげで、イベントに参戦できることになりました。マシンの提供を名乗り出てくれたたくさんの人にも感謝しています。ここからは、僕自身が自分の仕事をまっとうしなくてはならないですね」と、スタート前に意気込みを語っています。

ヤングは、29日木曜日に行われたSS1はクラス5番手、総合24番手で走行。ところが、本格的なラリーがスタートした30日金曜日になると、エンジンにトラブルが起こり始めます。SS4まではフィニッシュしたものの、残念ながらここで続行を断念しました。

「急な参戦でしたし、うまくいかないこともあります。残念ながら、エンジントラブルからリタイアを決めました。私たちをここまで助けてくれたすべての人に感謝します。また、絶対に戻ってきます。ラリーを完走することはできませんでしたが、ワーンガコーストのステージを走ることができて良かったです」と、フィニッシュ後にコメントを残しています。

協力:RALLYPLUS.NET 写真: APSM.tv、Geoff Ridder

RALLY JAPAN PRESS

東京オートサロン2022号

新世代WRC 愛知・岐阜で目撃せよ

2022年世界ラリー選手権カレンダー
フォーラムエイト・ラリージャパン2022の見所にフォーカス

詳細はこちら

OFFICIAL SNS

フォーラムエイト・ラリージャパン2022公式SNS