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三菱自動車が技術支援する「チーム三菱ラリーアート」が『トライトン』競技車の耐久テストを実施

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AXCRは東南アジア特有の大自然の中、約1週間、総走行距離2000km前後で競われる過酷なクロスカントリーラリーだ。例年8月に開催されていたが、新型コロナウイルスの影響により2020年と2021年は中止になってしまった。2022年は11月21日(月)~26日(土)に延期され、タイ東北部のブリラムからカンボジア北西部の世界遺産であるアンコールワットを舞台として開催されることになった。

「チーム三菱ラリーアート」は、本番を想定した高負荷の耐久テストを実施し、主に車体とエンジンの信頼性・耐久性の確認を行なった。荒れたハイスピードの砂利道と道幅が狭く曲がりくねった荒れた林間コースを組み合わせた1周約10kmのコースを使用し、より本番に近いコース設定でラリー車の性能確認を行なった。

「チーム三菱ラリーアート」の増岡浩総監督は以下のように述べた。
「トライトンは実績のある堅牢なシャシーフレーム構造でありながら優れたハンドリング性能を持ち合わせており、市販車の素性を生かした必要最低限の軽量化を施し本戦に投入します。終始期待通りのパフォーマンスを発揮、2日間のテスト走行で800km以上を走破し本番に向けて確かな手応えを感じています」  

1.『トライトン』競技車 概要

『トライトン』競技車は、国際自動車連盟(FIA)のGroup T1カテゴリー(改造クロスカントリー車両)に合致させたラリーカーである。タイ仕様のダブルキャブをベースとし、ボンネット、前後ドア、内装部品などを軽量化するとともに、ロールケージやアンダーガードを装着するなどボディの要所を補強。ラリー専用のサスペンションを装着して優れたハンドリング性能を実現するとともに、前後LSDの採用や大径オフロードタイヤ&軽量アルミホイールの装着も相まって、悪路走破性が大幅に向上されている。搭載する2.4Lディーゼルターボエンジンは、フリクションロスの低減と軽量化を中心としたチューニングにより、主にラリーで使用頻度の高い中速域での応答性が向上されている。なお、AXCRのステージには川を渡る場面もあるため、各部のシーリングの強化やシュノーケル(吸気ダクト)の装着など、水回りの対策も行なわれている。

全長 5,300mm
全幅 1,815mm
ホイールベース 3,000mm
トレッド(前/後)  1,520mm / 1,515mm
エンジン形式 4N15型4気筒 MIVECターボディーゼル
燃料噴射装置 高圧コモンレール
排気量 2,442㏄
最高出力 133kW
最大トルク 430N・m
変速機 6速マニュアル
4WDシステム スーパーセレクト4WD-II
フロント/リヤデフ 「CUSCO」製 差動制限装置付
フロントサスペンション 独立懸架/ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
リヤサスペンション リジッド/リーフスプリング
ショックアブソーバー 「CUSCO」製 減衰力調整式ダンパー
ステアリング形式 ラック&ピニオン(パワーステアリング)
ブレーキ形式 「ENDLESS」製 4ポットキャリパー+ベンチレーテッドディスク
ホイール  「WORK」製 アルミニウムホイール(17in×8J)
タイヤ 横浜ゴム社製 GEOLANDAR M/T G003(265/70R17)
その他特徴 カーボン製フード、前後ドアパネル

 

 
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三菱「ラリーアート」復活! 第一弾となるトライトンとパジェロスポーツの特別仕様車がタイで発表

https://motor-fan.jp/mf/article/26623/

 

2.パートナー企業(全8社、50音順)

「チーム三菱ラリーアート」は、以下の全8社のパートナー企業からの支援を受け、アジアクロスカントリーラリー2022に参戦する。

企業名 支援内容
ENEOS 軽油、エンジンオイルその他油脂類の提供
Fortec Motorsport レーシングクーラントの提供
エッチ・ケー・エス ラリーエンジン開発協力
エンドレスプロジェクト 「ENDLESS」製 ブレーキキャリパー、ローター、パッドの提供
キャロッセ 「CUSCO」製 前後サスペンション、前後LSDの提供
ワーク 競技用ホイールの提供
阪急阪神エクスプレス ラリー専用部品のタイへの輸送をサポート
横浜ゴム ピックアップトラック用マッドテレーンタイヤ
「GEOLANDAR M/T G003(ジオランダー・エムティー・ジーゼロゼロサン)」
の提供

3.大会概要

今年で27回目を迎えるアジアクロスカントリーラリー2022は、11月21日(月)にカンボジアと国境を接するタイ東北部のブリラムでのセレモニースタートによって開幕。翌22日(火)から本格的な競技がスタートし、ブリラムを起点とした前半戦を経て、25日(金)にカンボジアに入国し、26日(土)には世界遺産であるアンコールワットを擁するシュムリアップでゴールを迎える。総走行距離は1,700km程で、今年もコースは山岳部、密林地帯、泥濘路、川渡り、砂漠、サーキットなど変化に富み、走破性と耐久性が問われる難コースが予想されている。また、大自然が生み出す多くの予測不可能な気象条件や、複雑な地形を走るため、競技者とチームのスキルの両方が試される。

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