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日本を代表するベテランラリードライバー3人がラリーの魅力と「ラリージャパン」を語った!【モーターファンフェスタ2022 in 富士スピードウェイ】

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「ラリードライバートークショー」の様子。左から黒澤恵里さん、新井敏弘選手、勝田範彦選手、清水和夫さん。

フォーラムエイト・ラリージャパン2022の魅力とは?

2022年4月24日(日)に開催され、雨天にもかかわらず2万4301人ものクルマ好きが集まった「モーターファンフェスタ2022 in 富士スピードウェイ」。

Aパドックのピットには11月10~13日に愛知・岐阜県内で開催される「フォーラムエイト・ラリージャパン2022」の展示スペースが設けられ、トヨタGRヤリス・ラリー1やスバル・レガシィRSなど新旧ラリーカー9台が展示されるとともに、本コースではラリーカーの助手席に同乗体験できる「FORUM8 Rally Japan 2022 SUPER RALLY DRIVE」、Aパドックメインステージではラリードライバーによるトークショーが開催された。

そのなかから、ゲストにラリードライバーの新井敏弘選手と勝田範彦選手、「頑固一徹スポーツCVTヤリス」で2022年全日本ラリー選手権(JRC)に参戦する自動車ジャーナリストの清水和夫さん、MCに「PLUM諏訪姫D’Zロードスター」でJRCに参戦するモデル・レースクイーンの黒澤恵里さんを迎えた「ラリードライバートークショー」の様子をレポート。日本を代表するベテランラリードライバー3人が語る、ラリーの魅力とは……?

自動車ジャーナリストの清水和夫さん
自動車ジャーナリストの清水和夫さん

最初のトークテーマ「ラリージャパンに思うこと」では、新井選手が2004~10年に北海道で6回開催されたかつてのラリージャパンでの苦労話を披露。「日本と欧州では道路法規が全然違うんですよ。日本ほど制限速度が低い国は他にありません。それを海外のスタッフに教えて理解してもらうのが、本当に大変でした」と述懐した。

ラリージャパン開催地である愛知県出身の勝田選手は「よく知っている道を世界トップの選手たちがラリーカーでどう走るのかが楽しみ」と期待を込めている。

その一方で清水さんは「ラリージャパンのタイトルパートナーであるフォーラムエイトと、オフィシャルサポーターの旭化成ゾールメディカルは日本の企業。そしてWRCではトヨタが一番元気。今のWRCは日本が支えているようなもの。だから日本で年4回くらいラリージャパンを開催したらいい。そうしたらオフィシャルも慣れるから」と爆弾発言。遠巻きにトークショーを見守っていた関係者の肝を冷やしていた。

ラリードライバーの勝田範彦選手

ラリードライバーの勝田範彦選手

ふたつ目の「ずばり! ラリーの魅力とは?」というトークテーマに対しては、新井選手と勝田選手が異口同音に「運転が上手くなること」と回答。

新井選手は「ラリーは一般道を速く走るので、いかに安全に速く走らせるかですよね。ラリーはサーキットでのレースと違ってセーフティゾーンがないので、クルマを壊さないようドリフトとかいろんなテクニックを覚えて、走っているうちにどんどん上手くなっていくんですよね」、勝田選手は「いろんな道を走ることで、技術の幅がどんどん広がるんですよね。雪、ダート、ターマック、それぞれに難しい所がいっぱいあるので、運転の引き出しが増える。それが魅力ですよね」と、トップドライバーならではの視点で語ってくれた。

レース経験も豊富な清水さんは「レースは目の前に敵がいて、いま何秒差だからもう少しペースを上げろとか、ピットからうるさいくらい無線が入ってくるけど、ラリーは眼下の敵が見えないから自分との戦いになる。それに、レースはワークス同士の関係がバチバチでお互い目も合わせないけど、ラリーは違うワークスとも仲が良い」と、レースとの違いを比較している。

ラリードライバーの新井敏弘選手

ラリードライバーの新井敏弘選手

そしてトークテーマが「愛知県、岐阜県のラリージャパンの開催で、未来のラリーは変わる!?」に移ると、新井選手は「本州の真ん中でラリーを開催してくれると見る人は行きやすいので、ラリーを認知してもらうのに良いと思う。ただ、日本にもラリーファンは多いけど、実際に走る所を見る機会がなかなかなく、見る場所の規制も多いので、それが多くなると、もう少し認知される」と提言。

「大阪・岸和田のだんじり祭りはラリーに近く、町中を全開で走って、死者が出ることもあるけどなくならない。ああいうお祭りがヨーロッパでも残っていて、そのひとつがラリーなわけだから、それが文化として日本に残ってくれるとすごくいい。それに日本のメーカーは、景気が良ければ参戦して景気が悪くなるとやめるのではなく、フォードやルノー、PSA、シュコダのように、細く長く続けてほしい」と、継続的な開催・参戦を呼びかけていた。

REPORT&PHOTO●遠藤正賢(ENDO Masakatsu)

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