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WRC2はグレゴワール・ミュンステールが逆転優勝

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タイトルはエミル・リンドホルムが初戴冠

11月13日にフィニッシュを迎えたWRCラリージャパン、WRC2はグレゴワール・ミュンステール(ヒョンデi20 Nラリー2)が最終日に逆転優勝、3位でフィニッシュしたエミル・リンドホルム(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)が自身初となるWRC2タイトル獲得を決めました。

WRC2は、このジャパンがタイトル決戦。ポイントリーダーで前年チャンピオンのアンドレアス・ミケルセン(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)は、今季の規定参戦数7戦の参戦をすでに終えており、このジャパンでの結果を待つことになります。一方ジャパンには、同ポイントで2番手に並ぶカエタン・カエタノビッチとエミル・リンドホルム(いずれもファビア・ラリー2 Evo)がタイトルをかけて挑みました。

ところが、11日金曜日最初のステージ、SS2でカエタノビッチがトンネルを抜けた直後にコーナーでヒットし、まさかのラリーリタイア。

「残念だが、これもラリー。次回、また挑戦します。自分のミスを許してほしい。気持ちは少しズタズタですが、元気です」とカエタノビッチは悔しさを見せました。

金曜日首位に立ったのは、リンドホルムとはトクスポーツWRTのチームメイトでもあるサミ・パヤリ(ファビア・ラリー2 Evo)。カエタノビッチが戦線離脱したことで、リンドホルムは確実にタイトルを獲りに行くものと見られました。ところが、土曜日に入ると、リンドホルムがペースアップ。この日走行した6SS中、ステージウインを4本奪取して部門首位に浮上します。

最終日、リンドホルムは、ジャパンで優勝を飾りタイトル獲得を決めるものと目されましたが、最終2本目のステージでグレゴワール・ミュンステール(ヒョンデi20 Nラリー2)が、雨となったコンディションの中で激走を見せ、リンドホルムに1分17秒差をつける好タイムをたたき出し、部門3番手から一気に首位に躍り出ました。

ジャパンでトップ5に入ればタイトルが決まるリンドホルムは、大雨となった最終ステージを慎重に走行。3番手につけていたテーム・スニネン(ヒョンデi20 Nラリー2)にもかわされたものの、しっかり3位でのフィニッシュを果たし、タイトル獲得を決めました。

「正直、実感するまでには時間がかかるでしょうね。辛い時期もありましたが、支え続けてくれた人たちのためにも、結果を出せて本当にうれしい。ようやく報われたようです」と26歳、フィンランド出身のリンドホルムは喜びを見せました。

終盤で猛烈な追い上げを見せたミュンステールも、うれしいWRC2初優勝を飾りました。

「コ・ドライバー(ルイス・ルーカ)が隣にいてくれなければ、果たせませんでした。自分たちにとって、一番難しいラリーだったと思います」と満面の笑みを浮かべて語ったミュンステール。木曜日のSS1ではヒットを喫していたものの、懸命にマシンを修復したメカニックの努力に応えました。

この日部門2番手からスタートしたパヤリは、ウエットコンディションに対してタイヤチョイスを誤り後退。この結果、今季の全日本JN-1チャンピオン、ヘイキ・コバライネン(ファビアR5)が順位を上げて、初めてのWRC参戦を部門5位、総合10位でフィニッシュしています。

また、WRC2マスターズカップでは、イタリアのマウロ・ミーレ(ファビア・ラリー2 Evo)が、ポイント争いでアーミン・クレマー(今回は未出場)をかわしてタイトル獲得を決めました。ミーレはフィニッシュラインで「40年前にモトクロスチャンピオンになり、いま、ラリーでもチャンピオンになれた。素晴らしいよ!」と喜びを見せました。

WRCラリージャパン WRC2暫定結果

1G.ミュンステール(ヒョンデi20 Nラリー2)51:43.1
2T.スニネン(ヒョンデi20 Nラリー2)21.6
3E.リンドホルム(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)34.8
4H.コバライネン(シュコダ・ファビアR5)+1:09.0
5S.パヤリ(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)+1:10.0
6S.ジョンストン(シトロエンC3ラリー2)+3:02.7
7M.ミーレ(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)+4:42.7
8福永修(シュコダ・ファビアR5)+10:12.4

協力:RALLYPLUS.NET 写真: Jun Uruno

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