勝田貴元選手、ポディウムフィニッシュおめでとう!

WRCイベント紹介:悲願のWRCカレンダー復帰、ラリージャパン

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多くのドライバーが初体験、日本独自の路面キャラクター

全13戦で開催される2022年シーズンの世界ラリー選手権(WRC)は、雪と氷のモンテカルロ、大観衆で沸き立つポルトガル、ビッグジャンプやブラインドクレストが連発するフィンランドなど、世界中の公道を舞台に熱戦が繰り広げられてきました。長いシーズンのフィナーレ、いよいよ来週末11月10日~13日にかけて、最終戦ラリージャパンが開催されます。

北海道・札幌を拠点に開催された2010年以来のWRC開催権を獲得しながらも、2020年、2021年と新型コロナウイルスの感染拡大により、2年連続でキャンセルを余儀なくされた日本ラウンド。開催エリアは愛知県・岐阜県にまたがる6市町、今シーズンのWRCでは4戦しかないフルターマックラウンドとなります。

ラリーの拠点となるサービスパーク/ヘッドクォーター、さらにセレモニアルスタート/セレモニアルフィニッシュの会場となるのは、愛知県豊田市の豊田スタジアム。ラリーは11月10日木曜日、TGRラリーチャレンジ・豊田ラウンドの拠点としてもおなじみ「鞍ケ池公園」に設定された2.75kmのショートステージで幕を上げます。

本格的な競技スタートとなる11日金曜日は、サービスパーク東の稲武エリアに設定された3SSを午前と午後でループする、最長の130.22kmを走行。12日土曜日はサービス南の新城方面の2SSを2ループし、間のサービス前に新城での1SSを挟みみます。最後に岡崎市の乙川河川敷に設定された1.4kmのショートステージで締めくくる、80.48km。最終日となる13日日曜日は、北東の恵那・中津川エリアの5SSを、サービスを挟まずに一気に駆け抜ける69.82km。4日間合計で283.27kmと、WRCとしては短めのSS総走行距離となっています。

同じ舗装路とはいえ、日本とヨーロッパではそのステージにいくつかの違いがあります。まず日本特有の道幅の狭いセクションが中心であること。例えば、前戦スペインのように視界の開けたフラットな路面というよりも、山の尾根を縫うように敷かれた舗装林道は、ナローなうえにツイスティです。

さらに、道の両サイドがしっかり整備されており、ヨーロッパのステージのようにインカットできるような箇所がほとんどありません。つまり、コースを外れた段階で、マシンに大きなダメージを負ってしまう可能性があります。

開催時期となる11月中旬は、秋も深まり、特に朝晩の気温は低くなることが予想されています。早朝のステージはタイヤを温めることがかなり困難になるうえ、路面は落ち葉が覆っている箇所も少なくありません。さらに、雨が降った場合は、かなりスリッパリーなコンディションになる可能性もあります。

ラリー1をドライブするワークス陣の中で、この路面を競技レベルで経験しているのは、2019年のセントラルラリーを走った勝田貴元のみ。ただ、当時はマシン規定の異なるトヨタ・ヤリスWRCでの参戦であり、挙動や特性の異なるGRヤリス・ラリー1で、どの程度経験が活きるかは未知数です。また、カッレ・ロバンペラとエルフィン・エバンスもレッキで訪れており、日本の道の経験を持っています。

すでに前戦カタルーニャの段階で、ロバンペラのドライバーズ選手権、トヨタのマニュファクチャラーズ選手権は決定済み。それゆえトップドライバーによる、ポイント計算なしのスクラッチバトルが期待されています。また、ヘイキ・コバライネン、新井敏弘、福永修が欧州のトップ勢と対峙する、WRC2部門にも注目したいところです。

協力:RALLYPLUS.NET 写真: TOYOTA

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