コバライネン選手がトップカテゴリー初勝利! 2022年全日本ラリー選手権開幕戦【新城ラリー2022】

国内ラリー

シュコダ・ファビアで初参戦のコバライネン選手、全SSでベストタイム

全日本ラリー選手権(JRC)開幕戦「新城ラリー2022」が、3月19日~20日に愛知県・新城市を拠点に開催され、ヘイキ・コバライネン選手/北川紗衣選手(シュコダ・ファビアR5)が、福永修選手/齊田美早子選手(シュコダ・ファビアR5)に52.1秒差をつけて勝利を飾りました。54.7秒差の3位には、勝田範彦選手/木村裕介選手(トヨタGRヤリス)が入っています。

2022年シーズンのJRC開幕戦の舞台は、今年も無観客での開催となった新城。前日の雨でウエットコンディションとなったSS1を制したのは、昨年のJN2クラス王者であり、今季からJN1にステップアップを果たしたコバライネン選手でした。

コバライネン選手は、SS1で2番手タイムの鎌田卓麻選手/松本優一選手(スバルWRX STI)に4.3秒差のベストタイムを刻むと、続くSS2、サービスを挟んだSS3でもベストを並べ、この日行われた全ステージを制して、同じファビアR5に乗る2番手の福永選手に初日だけで20秒以上のアドバンテージをつけてみせました。

完全にドライとなった最終日、路面は乾いたものの、ステージの一部は前日同様ダストが浮いており、依然として滑りやすいコンディションとなりました。この日最初のSS4は勝田選手(写真上)が1.1秒差の2番手タイムでベストタイムのコバライネン選手に迫る力走。しかしその後、主催者から「主計測装置ならびに補助計測装置が作動しなかったため」という公式通知が発表され、SS4がキャンセルに。

最終日は実質的にSS5とSS6の2SSで争われるかたちとなりました。首位のコバライネン選手はこの日もすべてのステージでベストタイムを並べる完璧な走りを披露。自身初となる全日本トップカテゴリーでの優勝を手にしています。

「とてもいいラリーになりました。これだけ速く走れるなんて、自分でも少し驚いているほどです。この機会を与えてくれたチームには本当に感謝しています。テストを含めてしっかり準備してくれたことで、ラリー中は何も問題がありませんでした。勝てたことはうれしいですし、心からドライブをエンジョイできました」と、コバライネン選手はフィニッシュ後に笑顔で語っています。

コバライネン選手に続き、2位に福永選手、3位に勝田選手という最終結果でラリーは終了。タイヤと路面のマッチングに苦しみ続けた新井敏弘選手/田中直哉選手(スバルWRX STI)が4位。前日まで4番手につけていた鎌田選手は、SS4でコースオフを喫してリタイアに終わっています。

協力:RALLYPLUS.NET 写真:Naoki Kobayashi、TOYOTA

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